Processingで制作していると、せっかくの作品を動画に書き出したい!そんな方も多いかなと思います。
Processingでの動画の書き出しは実は簡単にできます!
ということで、今回はその方法をステップごとにご紹介していきます。Processingを勉強中の方はぜひご参考下さいね。
Processingで動画を書き出す方法
Processingで動画を書き出す方法は以下の3ステップです。
1. コードの差し込み
まずが出力したい作品のコードのdrawの部分の最後に、
の文を差し込みます。この一文加えることで、作品を画像ファイル(png)として書き出すことができます。コードを差し込んだら、「再生」をクリックします。
2. framesフォルダの確認
再生すると、対象となる作品のファイルと同じフォルダの中に「frames」のフォルダが作成されます。再生している間、その中に作品のpngファイルが作成されます。
3. ムービーメーカーで書き出し
pngファイルが作成されていることを確認できたら、いよいよ動画に変換させます。
まずはProcessingのメニューにある「ツール」から、「ムービーメーカー」を選択します。
ムービーメーカーの設定画面が表示されます。
「Drag a folder with image files into the field below」の欄には、先ほど作成された「frames」フォルダがあるパスを選択します。
幅と高さは出力される動画のサイズです。任意のサイズを設定します。またFramerateも任意のものを設定します。通常は30ほどで問題ないですが、独自の数値をコード中に設定している場合はそちらを入力しましょう。
また音楽ファイルも動画に設定できますので、もし音源などあればファイルのパスを設定しておきましょう。
設定が完了したら、「Create Movie」を選択します。
最後に動画を書き出す箇所を指定し、「保存」を選択します。
すると書き出しが始まり、進行中の画面が表示されます。
【まとめ】Processingで動画を書き出すのは超簡単!
以上でProcessingで制作したものを動画に書き出すステップは完了です!
動画として書き出してみると、また違った見え方ができますよ。制作した作品があれば、せっかくですのでぜひ動画として書き出してみてはいかがでしょうか。
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これを読んでおけばProcessingの基礎が身につきます。学習を始めたばかりの方はぜひ目を通しておきましょう!
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