Webマーケティングの仕事内容・必要なスキル8選【Webマーケターが解説】

やすのり
こんにちは!都内でWebディレクター/Webマーケターをしているやすのり(@98nasi_nori)です。普段はWebプロダクトのUI/UX改善やSEO対策、コンテンツマーケなどしています。

本記事ではWebマーケティング職へのキャリアを考えている方に、Webマーケティングの仕事内容や必要とされるスキルについてまとめて解説していきます。合わせてWebマーケティングの仕事の面白さや辛さ、向いている人などについても補足します。

おおよそでも仕事内容を理解し働くイメージを持つことは、自身のキャリアを考える上でとても大切なことです。

悩める人
Webマーケティングを仕事にしてみたいけど、自分もなれるのか色々不安……。具体的にどのような仕事内容なの?求められるスキルってあるの?

上記のようにこれからWebマーケターになりたい方、就職・転職を検討している方は必ずチェックしておいて下さい!

【結論・まとめ】Webマーケティングの仕事内容とスキル
Webマーケターは、主に下記3点について企画立案から施策の実行、施策の効果検証と改善まで一連の流れを担当します。

  • 1. Webを活用した集客・プロモーション
  • 2. Webサイト・サービスの改善
  • 3. 再訪問者・リピーターづくり

より多くのユーザーを自社のサイト・サービスへ集客し、集客したユーザーが商品購入やお問い合わせをしてくれるようにサイト・サービスを改善していくのが主な仕事内容です。

Webマーケティングには、主に下記8つのスキルが必要になります。

  • 1. ロジカルシンキング
  • 2. 各種Web集客の実践力
  • 3. Webサイト・サービス改善の実践力
  • 4. アクセス解析・データ分析力
  • 5. ディレクション・プロジェクトマネジメント力
  • 6. Webサイト・サービスづくりの基礎スキル
  • 7. 事業ドメインの知識
  • 8. マーケティング全般の知識

またWebマーケティングを仕事にするなら、可能な限り実践経験を早く積むことが大切です。おすすめな転職エージェントは下記をご参考下さい。

おすすめな転職サイト・エージェント
(1)【人材大手&充実サポート】doda(デューダ)
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Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングの仕事内容は、主に下記の3つに大別されます。

  • 1. Webを活用した集客・プロモーション
  • 2. Webサイト・サービスの改善
  • 3. 再訪問者・リピーターづくり

シンプルに、Webサイト・Webサービスを訪れてくる人を増やし、訪問してくれた人に購入してもらえるようサイト・サービスの中身を改善していくイメージですね。また一度ならず、何度も訪問したり購入してもらえるようなファンやリピーターをどう獲得していくかを考えることも大切です。

Webマーケターは上記の3点において、施策内容の企画立案から関係者を巻き込んだ施策の実行、施策の効果検証・更なる改善まで一連の流れを全て担当
する
ことになります。

ということで、各3つについて、それぞれ見ていきましょう!

1. Webを活用した集客・プロモーション

Webサイト・Webサービスを訪問してくれるユーザーを増やすことは、Webマーケティングの中でも主要な仕事内容です。PV数やユーザー数などが主な指標ですね。

どんなに良いサービスでも、訪問してくれる人がいなければビジネスが成り立ちませんので、かなり重要な仕事内容です。

主なWeb集客の手法は下記があります。

SEO対策検索エンジン最適化。Googleなど検索サイト内での掲載順位を上げることで集客する方法
Web広告ディスプレイ広告、リスティング広告、Facebook広告、アフィリエイト広告など、予算を出し広告を出稿することで集客する方法
SNS運用Twitter、Facebook、Instagram、また最近ではTicTok、YouTubeなど動画コンテンツ、Voicyなど音声コンテンツなど、多用なSNSメディアを運用して集客を狙う方法

様々なWeb集客の手法を使って、どうすればより多くのユーザーがサイト・サービスのことを知り、訪問してくれるかを考えます。集客の起点となる記事や動画コンテンツなどの企画・制作、広告用のバナーのクリエイティブなどを検討したりも。

集客の1つの領域でも様々な手法・手段があり、常に最新のノウハウが移り変わっていくので、追いついていくのが大変だったりします(笑)。

2. Webサイト・サービスの改善

Webマーケティングの仕事内容というと、上記で挙げたSEOやSNS、広告など「Web集客」を思い浮かべることが多いです。

しかしそもそも集客の前に、どのように売れるWebサービス・プロダクトをつくるか?というのも重要な仕事内容です。Webを活用した商品づくりなイメージですね。

せっかくユーザーさんをたくさん集客しても、サイトやサービスが分かりづらかったり使いづらかったらすぐに離脱してしまいます。みなさんも日常的にそういう経験をしていますよね。Webの場合はすぐに別のサイトに移動できるので、「このサイト微妙だな……」と思われたらあっけなく離脱されます。

そうなると、最終的なお問い合わせや商品の購入(CV / コンバージョン)などの成果に繋がりません。ですのでより使いやすい、分かりやすいサイト・サービスになるように改善していく必要があります

例えば下記のような手法です。

LPOランディングページ最適化。広告用などターゲットごとに最適なページをつくり、そこからの購入率を改善していく手法
EFOエントリーフォーム最適化。購入・問い合わせ用のフォームのUI・使い勝手を改善することで、離脱を改善する手法

サイトに訪れたユーザーの行動データを踏まえてデザインや機能を改善したり、そのサイトで購入・問い合わせをすべきメリットが伝わるようにコピーライティングを改善したりと、購入率を引き上げるためにやることがたくさんあるんですよ。これをCVR(コンバージョンレート)改善と言います。

このあたりはUX(ユーザ体験)やプロダクトマネジメントなど、Webマーケティングから領域を広げていくとかなり広大で奥深い分野ですね……。

3. 再訪問者・リピーターづくり

一回目にWebサイト・サービスを訪れたユーザーがそのまま最後まで購入・お問い合わせするケースもありますが、そうではないケースが大半です。一度サイトを訪れたあとに別のサイトも比較してみたり、その場では検討を止めて、後日改めて検討し直したりという流れはよくありますね。

そうなった場合にサイトを再訪問してもらえるように、集客ともかぶりますが下記のような方法で如何にユーザーと継続的な接点を築いていけるかを考えることも、Webマーケティングの仕事内容のひとつです。

再訪問獲得の手法例
  • 会員登録
  • メルマガ登録
  • LINE公式アカウントの登録
  • SNS公式アカウントのフォロー
  • RSSの登録
  • プッシュ通知
  • SEO対策

最終的な購入・問い合わせとまではいかないけど、例えばですが下記のような流れのイメージですね。

1. 気になる方はライト目な接点としてまずメルマガに登録してもらい、
2. 適切なタイミングでメルマガを継続的に配信し、
3. 改めて検討・再訪問を促していく

配信するターゲットの選定、配信するタイミングや仕組み、配信コンテンツの内容やコピーを考えたり、登録してもらうまでのサイト上の導線を改善したりします。

また一度購入してもらったあとに、更に別の購入をしてもらう(リピーター)ための接点づくりや仕掛け、キャンペーンなどを考えたりと、このあたりもやるべきことは多いです。

Webマーケティングの仕事の流れ

Webマーケティングの仕事の流れは、1つの改善施策を考える場合だとざっくり以下のような感じです。

1. 仮説を考える =>
2. 現状分析・把握 =>
3. 施策を考える =>
4. 施策実行のディレクション =>
5. 施策の振り返りと改善

まずどこに課題がありそうか、おおよその仮説を立て当たりをつけてみます。例えば、ページのこの箇所が使いづらいからターゲットユーザーが離脱しているのでは、SNSからの集客が増えないのは◯◯が理由でそこを解決したら増えるのでは、など。

それを踏まえて実際のユーザー行動に関する定量データ(アクセス解析など)や定性データ(ユーザーや社内の関係者にヒアリングするなど)をもとに、現状どこに課題があるのかをより深ぼって特定していき、仮説を強化していきます。データを見たり仮説を考え直したりを行ったり来たりする感じですね。

おおよその課題仮説を整理できたら、具体的に改善策を考えていきます。実際に施策を実行する場合は、社内外のwebマーケター、デザイナー、エンジニア、ライター、カスタマーサクセスなどと連携して実施することが多いです。そのハンドリングも企画者が行います。

もし施策を実行してみて思うように数字が伸びなければ、何がダメだったのか課題仮説を考え、再度施策を検討していく流れです。このサイクルをぐるぐる回していきます。

集客にしろサイト改善にしろ、仕事内容によって手法ややることは違いますが根底にある考え方や流れはおおよそ同じではありますね。

具体的にWebマーケターの1日の流れはどんな感じ?

Webマーケティングの1日の流れ

あくまで一例ですが、会社員Webマーケターの1日は主にこんなイメージです。会社や仕事内容、勤務体系、人によっても違うと思います。

Webマーケターのとある1日
  • 09:55 メールチェック
  • 10:00 業務開始!数値チェック
  • 10:10 優先度の高い思考系タスク
  • 12:30 お昼休み
  • 13:30 優先度の高いタスクの続き・MTG準備など
  • 15:00 ミーティング(1)
  • 16:00 ミーティング (2)
  • 16:30 優先度中程度のタスク
  • 18:30 優先度低・その他作業系のタスク
  • 18:50 明日のスケジュール確認+メール返信など雑務
  • 19:00 業務終了 / 退社

詳細はこちらの記事でまとめていますので、働くイメージの参考にどうぞ ↓↓

デジタル・Webマーケターの1日のスケジュールって?Web系事業会社の例を時系列に紹介

Webマーケティングで求められるスキル 8選

Webマーケティングについて仕事内容のイメージが持てたところで、Webマーケティングで求められるスキルも確認していきましょう!これを見れば必要なスキルセットを把握できます。

1. ロジカルシンキング

ロジカルシンキング

まずマーケティングで必要なのは、論理的に物事を考え整理しアウトプットできる力です。

Webマーケティングでは、ユーザー行動やサービスに関する定量的なデータ・数値を見て、現状の課題は何で、どうすれば課題を解決できるのかを日々考えます。

課題仮説を順序立てて分析したり解決策の企画・提案する時など、あらゆるシーンでロジカルに物事を考える必要があるため、ロジカルシンキングは必須のスキルです。

日々の仕事のベースとなる部分なので、SEOやWeb広告などの各論の知識をつける以上に大切だと思います。

2. 各種Web集客の実践力

Webマーケターであれば、先ほど紹介したWeb集客に関わる各種知識・スキルを身につけ、実際に成果を出せる状態が好ましいです。

  • SEO対策(コンテンツSEO、テクニカルSEO)
  • Web広告(ディスプレイ、リスティング、Facebook、アフィリエイト広告など)
  • SNS運用(Twitter、Facebook、Instagram、TicTok、YouTubeなど)
  • メルマガ運用
  • MAツールの知識

各分野について知っていることが望ましいですが、すべての分野を抑えることは広大なのでなかなか難しいとは思います。

まずはWeb集客のどこかの一分野で成果を出し、成果を出すことに再現性を持てると良いです。

実際にWebマーケターの中ではWeb広告やSNS運用など一分野に特化している方や、SNSは得意だけどSEO(検索経由の集客)は苦手、みたいなケースはよくありますね。

またWeb集客はあまりできないけど、サイト・サービス改善の方に強みを持つ方、Webサイト・サービスは得意だけどアプリの経験はないなど、経験やスキルによって本当に様々だったりします。

Web集客の各分野を熟知し集客全般ができき、最適な戦略・戦術・手法を組み立てられるような、Webマーケティングを全体的に俯瞰して見れる方はかなり稀な存在です。

3. Webサイト・サービス改善に関する実践力

集客したユーザーを、サイト・サービス内でどのように商品の購入まで導けるか。CVR(購入率)改善の実践力についても、Web集客と並び必須のスキルです。

  • LPO(ランディングページ最適化)
  • EFO(エントリーフォーム最適化)

サイトを改善していくにあたり、コンテンツの企画力、コピーライティング力、クリエイティブの検討、場合によってはWeb接客ツール(チャットツールやチャットボットなど)を使ったりと、多様な知識が求められます。

あまり聞き慣れないかもですが、「Googleオプティマイズ」などABテスト(複数パターンを比較してどちらが最適かを検証する)ツールを使って施策の良し悪しを検証することもあります。

また企画・施策内容によっては、デザインやユーザビリティをどうすべきか、開発的にどう実現するかなど、プロダクト改善の知識(Web開発、UI/UXデザインなど)をより深く問われるシーンもあったり。

こういう場合はこうすると改善しやすい、こういうやり方はNGなど一定の定石はあるので、まずはそうしたよくあるパターンを知ることから始めると良いです!

4. アクセス解析・データ分析力

Web集客やサイト改善においても、現状分析をし課題仮説を出すためには、アクセス分析・データ分析の知見は欠かせません。

そのために必要な各種ツールの基本的な使い方、データを参照・分析する方法を知りましょう。扱う分野によりますが、主に下記のようなスキルセットが想定されます。

  • Googleアナリティクス(アクセス解析の定番ツール)
  • Googleサーチコンソール(SEO対策の必須ツール)
  • Googleタグマネージャー
  • 各種Web広告ツール
  • SQL
  • 統計学の基礎
  • スプレッドシートやエクセルの使い方

分析ツールの使い方だけではなく、分析するための統計の基礎やエクセルの使い方についても必須のスキルです。

SQLはあまり聞いたことがないかもですが、最も普及しているデータベース言語で、サービス・ユーザーに関するデータを抽出し分析するために使います。Webマーケターからするとややハードルが高いですが、基本的なものが使えれば自分でデータ抽出ができるので仕事が捗りますよ。

5. ディレクション・プロジェクトマネジメント力

ディレクション・チームワーク

Webマーケターは施策を実施するにあたり、多様なメンバーを巻き込んで仕事を推進していく必要があります。

プロジェクトの規模や施策内容次第ですが、チームや関係者と円滑にコミュニケーションしたりディレクションする力はもちろん、チームビルディングや上手く社内調整をしたりなど、プロジェクト推進力が求められます。

小規模な施策であればWebマーケター1人で事足りるケースも多々ありますが、ディレクション・PM力があるマーケターは重宝されるでしょう!

6. Webサイト・サービスづくりの基礎スキル

基本的なWebサイト制作に関する知識があると、より各種関係者と円滑にコミュニケーションが取れます。例えば下記のような項目です。

  • サイト制作の基礎知識(HTML、CSS、JavaScript、PHP、WordPress、サーバー、ドメイン)
  • Webデザインの基礎・ツールの使い方(Figma / Sketch / Adobe XDなど)
  • 写真や画像の加工・編集の基礎
  • Webライティングの知識

ちょっとした作業であれば、場合によっては自分でこなしてしまうケースもありますね。

7. 事業ドメインの知識

これは扱うサービス・商材次第ですが、事業ドメインに関する知識は絶対に押さえておきたいところです。対象・関連領域の最新のマーケット動向や歴史、ビジネスモデル、業界の課題、業界の慣習やルール、よくあるユーザーの課題、競合サービスについてなどです。

ある程度把握しておこないと、仮説や施策を検討する際に全く検討違いな方向に向かってしまうことがあります。施策の精度を挙げていくためにも理解しておきましょう!

8. マーケティング全般の知識

Webに限らずマーケティング全般の知識は、実践までは難しくとも基礎知識として身に付けておくと思考の幅が広がります。

  • マーケティングの原理・原則
  • よく使うフレームワーク
  • サービス価値の創出・ブランディング
  • PR・広報
  • 心理学・行動経済学

などなど。またマーケティングに関する最新情報やトレンドについても、常に情報収集するように心がけたいところです。

スキルを証明できる?Webマーケティングの資格・検定試験

Webマーケティングのスキルを証明するような資格・検定試験はいつくかあります。ただしWebマーケティングにおいて資格取得することは必須ではなく、実務経験・スキルがあるかどうかが最重要です。

資格取得のメリットがあるとすれば、知識・経験が不足する分野の基礎を体系的に学んだり、資格次第で案件獲得など営業面で役立つことがある点ですね。余力があれば、目的次第ですが勉強してみても良いでしょう。

もし最初に学習するとしたら下記の資格・検定試験がおすすめです。

Webマーケティングの資格・検定試験
  • 「Googleアナリティクス認定資格」
  • 「Google広告認定資格」
  • 「ウェブ解析士」

Googleの資格はサイト分析やGoogle広告の運用について体系的に学べる内容で、なんと無料提供しています!力試しに受験してみるとよいですよ。

Webマーケティングに関するおすすめの資格・検定は下記記事にまとめています。

Webマーケティングの資格・検定試験おすすめ13選【無料あり】

Webマーケティングの仕事の楽しさは?

Webマーケティングの楽しさややりがいを感じるのは下記の点ですね。

Webマーケティングの楽しさ
  • 1. 結果が数字で分かる
  • 2. インパクト・責任のある仕事ができる
  • 3. 専門的なスキルを磨ける
  • 4. 常に新しい知識やスキルのインプットができる
  • 5. 磨いたスキルはどんな仕事や職種、個人の副業でも生かせる

一番は自分の仕事が、数字として明確に結果に出ることですね。施策が当たれば事業やサービスの成長に大きなインパクトを出すことができますし、そこはやりがいと感じるポイントです。

仮説をひたすら考え、考えた施策を実際に試したりという一連の仕事自体が楽しいので、考えることが好きな人はWebマーケティングにハマる可能性が高いと思います!

またWebマーケティングは範囲が広大ですし、常に新しい手法が出てきます。ですので常に学び続ける必要はあるのですが、新しいことをどんどん学んでいきたい人にとっては好奇心を大いに満たせる職種です。

実際Webマーケティングの仕事内容は辛い?しんどい?

Webマーケティングはもちろんやりがいのある仕事です。ですがやりがいや楽しさがある一方で、大変なことももちろんあります。主には下記のような項目ですね。

Webマーケティングで辛いこと
  • 1. 結果を出せない
  • 2. リーダーシップを発揮できない
  • 3. 日々スキルアップし続ける必要がある

上述した通り、Webマーケティングは数字で結果が明確にでるので、逆に数字を伸ばせず結果をしばらく出せないと辛いと感じることがあります。結果を出すためには、地道な施策の改善を重ねたり、とにかく多くの施策を打ったりと泥臭く仕事を進める必要があります。

またWebマーケティングの施策を実行するためには、エンジニアやデザイナー、パートナー企業、時に経営陣など、社内外の多様なメンバーと調整をしていく必要があります(もちろん施策の内容や規模にもよりますが)。

そういった場面でリーダーシップを発揮し、上手くハンドリングができないと実際しんどいことも多々あるでしょう。フリーランスで業務の一部分だけを扱う、一人で小・中規模のサービスやメディアを運営しているなどの場合は、そういった人に関する調整は少なくなるのでまた違ってくるとは思います。

参考記事 ↓↓

Webマーケティングって辛いの?しんどい事を経験者がまとめてみた

Webマーケティングに向いている人はどんな人?

Webマーケティングのやりがいや辛いことを踏まえ、どんな人がWebマーケティングの仕事に向いているのでしょうか?

主に下記のような項目に当てはまる方は、Webマーケターとして向いていて、楽しく働けるんじゃないかと思います!

Webマーケティングに向いている人
  • 1. 結果を目に見える数字で残したい人
  • 2. ロジカルに考えるのが得意な人
  • 3. インパクト・責任ある仕事をやりたい人
  • 4. スキル意識・情報感度が高く、好奇心旺盛な人
  • 5. 人と関わることが好きな人
やはり向いているのは、数字で大きなインパクトを出し、事業やサービスの成長に大きく貢献したい!という方です。また派手なことだけではなく、小さな改善を地道に重ねていくことも多いので、何かにコツコツ取り組める人も合っています。

また反対に大変なことが多い仕事ではあるので、「楽な仕事がしたい……」という人には数字のプレッシャー含めキツイ面があるでしょう。

ただ上記のような傾向はあるにせよ、実際にWebマーケターとして働いてみないと自分に向いている・向いていないの判断は難しいと思います。ですので、気になる方は一度チャレンジしてみる価値は大いにありますよ!

仕事に対する向上心と基本的なコミュ力があり、多少の地頭があれば、頑張り次第で未経験でもなんとかなるとは思います。

Webマーケティングに向いている人・向いていない人についての詳細 ↓↓

Webマーケティングに向いてる人・向いていない人の特徴まとめ

未経験からWebマーケティングスキルを身につけ、仕事にするおすすめ方法

未経験からWebマーケターになるには、下記2つの方法がおすすめです。

1. 最速はWebマーケティング職へ就職・転職すること

Webマーケティングは、基本的に実践経験を積まないとスキルを伸ばしていくことができません。仮に未経験だったとしても、チャンスがあればWebマーケターとして就職・転職の機会を狙うべきです。

Webマーケティングの経験者を欲している企業が大半ですが、未経験でもOKな企業や案件は実際あります。市場やニーズが伸びている職種ではあるので、完全未経験でも20歳代であれば、第二新卒・ポテンシャル採用でWebマーケターとして転職できる機会は大いにあるでしょう。

下記はWebマーケティングに強いおすすめな転職エージェントです。現状の転職市場の動向や転職に関するアドバイスを無料でしてくれるので、効率的に活用し一度相談してみることをおすすめします!

ややスパルタかもですが、実際での業務を通じてWebマーケティングに取り組んだ方が確実にスキルが身につきます。

おすすめな転職サイト・エージェント
(1)【人材大手&充実サポート】doda(デューダ)
人材大手のパーソルキャリアが運営する転職サイト。大手・優良企業を中心に日本最大級の求人数を掲載。エージェント機能もあり、履歴書、職務経歴書などのアドバイスも丁寧にしてくれます。

(2)【圧倒的求人数】リクルートエージェント
株式会社リクルートキャリアが運営する転職エージェント。業界最多の圧倒的求人数が魅力です。一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。

(3)【Web・広告業界で最大手】マスメディアン
Web・広告・マスコミの分野で最大規模の転職・就職エージェント。宣伝会議が運営しています。業界・職種に精通したキャリアコンサルタントが、転職をサポートしてくれます。

具体的なWebマーケターとしての就・転職方法、エージェント活用のコツ、おすすめな就・転職エージェントの詳細については下記記事をご確認下さい。

未経験OK!Webマーケティングでおすすめな就・転職エージェント&サイトまとめ

また可能であれば、自分でWordPressなどでブログ・Webサイト、SNSアカウントを開設し、実際に運用して見ると良いです。Twitterやインスタグラム、YouTubeなど無料でできますし、運用は大変ですがすぐ開設できます。

通常の個人ブログや個人アカウントでも伸ばせるのであればそれでいいですが、「東京のおすすめレストラン情報」、「◯◯に役立つ方法」など、自分独自の切り口で一定のテーマを設けてサイトやSNSを運用してみることをおすすめします。

大きくWebサイトへの流入数を伸ばせたり、SNSアカウントのフォロワーを伸ばせたりすれば、それは自分の実績にもなりますし、全くの実績なしよりは就職・転職時にも役立つはずです!

2. 自力が無理なら、Webマーケティングスクールも選択肢の一つ

どうしても自力で就職・転職するのが難しい、自分でどう勉強を進めていいのか分からない、という方はWebマーケティング専用スクールに通うことも選択肢です。

Webマーケティングの知識を丁寧に教えてくれることはもちろん、実践形式でのワークや、面接や履歴書対策や転職先の紹介など就職・転職のサポートもしてくれます。また副業をしたい方やフリーランスになりたい方向けに、案件獲得の方法や案件の紹介をしているスクールもあります。

上手に活用すればWebマーケターとして働くための基礎を押さえることができ、自身の望むキャリアへ進む大きなサポートになるでしょう!

Webマーケティングスクールは、基本的に下記スクールを抑えておけばOKです!

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おすすめWebマーケティングスクール・専門学校&講座比較まとめ

【まとめ】Webマーケティングの仕事内容・スキルを再確認!

ここまでWebマーケティングの仕事内容や求められるスキルを紹介してきました。改めて内容を振り返ってみましょう!

Webマーケターは、主に下記3点について企画立案から施策の実行、施策の効果検証と改善まで一連の流れを担当します。

Webマーケティングの仕事内容
  • 1. Webを活用した集客・プロモーション
  • 2. Webサイト・サービスの改善
  • 3. 再訪問者・リピーターづくり
より多くのユーザーを自社のサイト・サービスへ集客し、集客したユーザーが商品を購入してくれるようにサイト・サービスを改善していくのが主な仕事内容です。

更にWebマーケティングには、下記8つのスキルが必要になります。

Webマーケティングのスキル
  • 1. ロジカルシンキング
  • 2. 各種Web集客の実践力
  • 3. Webサイト・サービス改善に関する実践力
  • 4. アクセス解析・データ分析力
  • 5. ディレクション・プロジェクトマネジメント力
  • 6. Webサイト・サービスづくりの基礎スキル
  • 7. 事業ドメインの知識
  • 8. マーケティング全般の知識

すべてのスキルを身につけるのなかなか大変ですので、一歩ずつ学び、実践していきましょう!その中でまずは一分野で一定の成果を出し、スキルを確立させていきましょう。

Webマーケティングを仕事にするなら、可能な限り実践経験を早く積むことが大切です。おすすめな転職サイト・転職エージェントの詳細や活用方法は下記をご参考下さい。

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