Airbne Experienceのベトナム料理教室

シンチャオ(ベトナム語でこんにちは)!Yasu(@98nasi_nori)です。先日リモートワークでベトナムのホーチミンに1週間ほど滞在してきました。せっかくベトナムに行くので普段使わないサービスを現地で使ってみたいと思ってたのですが、その中の1つがAirbnbの「Experience(体験)」機能。

これまで宿泊場所のみ提供してきたAirbnbですが、ホストが旅行者にローカルな「体験」を提供できるExperience(エクスペリエンス)機能もここ1〜2年で拡大してきました。

現在個人でインバウンド系のサービスを企画・開発していることもあり、旅行者の立場としてもぜひUXの参考にしたいところ。これまで民泊の機能しか使ったことがなかったので、ホーチミンに行くついでにAirbnb Experienceも使ってみました。今回は「料理教室」の体験を試してみましたよ!

本記事ではAirbnb Experienceの基本情報から予約方法、当日の体験の流れまで簡単にレポートしていきたいと思います。

Airbnb Experience(エクスペリエンス)とは?

Airbnb Experience

「Airbnb Experience」とは、Airbnbのホストが旅行者向けに体験を提供する機能です。現地在住のホスト(ローカルの一般人)が企画した体験と、その体験に興味があるゲスト(旅行者)をマッチング。ゲストは現地ホストと関わりながら、普通の観光では味わえないようなローカル体験を経験することができます

体験の種類はさまざまで、ホストが独自に主催する観光ツアーや、写真撮影教室、現地の人と一緒にスポーツをする企画などなど。

国や地域によってはその土地ならではの体験もあり、日本であればホストが現地の美味しい居酒屋を紹介して飲み歩くツアーや寿司を握れる体験、ベトナムであればバイクの後ろに乗って観光地を周る体験など、眺めて見ているだけでも楽しいですよ。

また価格や所要時間などは開催される体験によって異なり、同じような体験でも主催するホストによっても異なります。

今回参加した体験は料理教室

今回僕が参加した体験は「料理教室」。料理に詳しいホストが、現地の食材を使って現地料理のつくり方を教えてくれます。もちろん作って終わりではなく、基本的には作った料理はそのまま食べられますよ!(※企画内容は体験によって異なる)

現地料理の作り方を学べるだけでなく、レストランでは味わえない家庭料理を楽しめるので、とてもユニークな体験ができるでしょう。僕はベトナム料理が大好きなので(ベトナムは過去7回訪問)、今回の参加がとても楽しみでした!

Airbnb Experience 予約までの流れ

というわけで、Airbnb Experienceの使い方と予約までの流れをご紹介していきます。

まずは気になる体験を検索

Airbnb Experience
まずは旅行先のエリアや、体験のカテゴリを絞り、そこで主催されている体験を検索します。

Airbnb Experience
料理関係の体験以外にも、ナイトライフや社会貢献など複数カテゴリがあります。

Airbnb Experience

体験の内容を確認

Airbnb Experience
気になる体験が見つかったら体験の詳細を確認。具体的にどんな体験で、どんな経験を持っているホストが主催しているのか。また金額や募集しているゲストの数などもチェック。

日程を確認し予約

Airbnb Experience
開催される体験の日付や時間帯などをチェックし、旅行の日程と合いそうであれば予約し支払いへ。(※ 体験によっては開催日程が少ない場合もあるので注意)

支払いはクレジットカードかPaypalのみ対応しています。予約後はホストと個別にメッセージをやりとりし、開催場所や集合場所、その他注意などを共有してもらいます。

いよいよ体験当日!ベトナム料理の真髄に迫る!?

今回予約した体験では、直接ホスト宅へ集合する流れでした。体験の時間は18:30〜22:00なので、ちょうど夕食時です。

ホーチミンのマンション
ホーチミンのマンション
一軒家かなと思ってましたが、なかなか立派なマンションの一室でした。現地の人が住む住居に入る機会は普通の旅行ではなかなか体験できないと思うので、そこも楽しみポイントの1つ。ベトナム人が住んでるマンション初めて来ましたわ。

Airbnb Experienceの建物
玄関を開けると、ホストのルアさんが出迎えてくれました。

Airbnb Experience のホストについて

ホーチミン Airbnb Experienceのホスト
今回のホストであるルアさんはもともと弁護士だったそう。仕事をしながらホストとして1年ほどAirbnb Experienceの体験の運営をしてきましたが、つい2ヶ月前に仕事を辞め、現在はホストに絞って活動しているみたいです。

世界各地を旅した経験があり、旅中に「カウチサーフィン」(無料で現地の人の家に宿泊できるサービス)で泊めてもらう代わりに料理をつくる活動をしていたのですが、それが楽しかったので、ベトナムでも活動を開始しました。ちなみに英語はペラペラ。

体験に参加したゲストは計5名

Airbnb Experience のゲスト
また今回は僕の他に2人の同僚と参加したのですが、他にもマレーシアから2人ゲストがいたようで、先に着いて待っていました。2人ともベトナムに観光で滞在。過去にイギリスでの留学経験もあるようです。

ですのでゲストは計5名。

Airbnb Experienceでの名前シート
名前を書くシートが配られたので、名前を書いて胸に貼りました。些細なことですが、こういうホストとゲスト、ゲスト同士のコミュニケーションを促せる仕組みは良いですね。

ベトナム料理についてのイントロダクション

簡単に挨拶をしたら、さっそくホストのルアさんがベトナム料理の基本的な説明や、今日作る料理や使う食材の説明、作り方の流れを順番にしてくれました。ちなみに会話は全て英語です。僕のリスニング力では、全て理解するのは正直難しかったです……(笑)。

とりあえず今回は、フォーとベトナム春巻きをメインに作っていくようです

Airbne Experienceのベトナム料理教室
調理器具や調理の材料などは全て事前に準備されてありました。

ベトナムフォーのインスタント麺
フォーの麺。一般家庭では外食で食べるかインスタント麺で作ることが多いみたいです。

ベトナムの春巻きの皮
こちらは春巻きの皮。ベトナムといえば春巻きですよね。

ベトナム料理の野菜
今回使う野菜とフルーツ。手前の緑色のものはマンゴー。一番奥にある赤い唐辛子みたいな野菜は、唐辛子の比ではない激辛な香辛料。ベトナムでは何気なく料理の付け合せとして置かれているのですが、うかつに食べないようマジで要注意です。

Airbne Experienceのベトナム料理教室
こちらも香辛料。フォー用のスープを作る時に使うみたいです。色々英語で説明してくれましたが、用語が難しくてよく分かりませんでした。とりあえず良い香りですね(笑)。

さっそくクッキング開始!

Airbne Experienceのベトナム料理教室
エプロンも用意してもらっていたので装着。エプロンを着るのは10年ぶりくらいでしょうか……。なんか緊張しますね。

あ、ちなみに僕は料理全くできないです。カップラーメンとか、ゆで卵ならなんとか作れます。そんなレベルなので、他の参加者の足を引っ張らないように、カメラマンとか雰囲気盛り上げたり得意分野で存在感を出してきたいと思います(笑)。

Airbne Experienceのベトナム料理教室

Airbne Experienceのベトナム料理教室
さっそく春巻き用の野菜をカットしていきます。

Airbne Experienceのベトナム料理教室
マンゴーもスライス。熟れていない状態でかなり酸味が強いですが、春巻きに入れると味がさっぱりして良いらしい。

Airbne Experienceのベトナム料理教室
僕はとりあえず胡麻を擦る簡単な仕事をしてドヤ顔しておきました。

Airbne Experienceのベトナム料理教室
Airbne Experienceのベトナム料理教室
調理開始20分。キッチンが一気に混み合いました。ホストとしてある程度の人数を呼ぶ場合は、結構広めのキッチンがないと難しそうですね。

ベトナム春巻き用のエビ
こちらは春巻き用のエビ。正直このまま食べたい。

Airbne Experienceのベトナム料理教室
ルアさんの指導にも熱が入ります。あんまりふざけ過ぎると怒られそうですので、とりあえず大人しくしておきます。

フォーを茹でる
フォーを茹でる
春巻きの下準備がある程度終わったら、次にフォーの麺も茹でていきます。

フォーのスープ用の香辛料
先ほど紹介した、フォーのスープ用の香辛料。こちらも事前に仕込んでおいたスープに投入してきます。

Airbne Experienceのベトナム料理教室
隠し味に日本の醤油を使っている模様。

フォーのスープ
フォーのスープ。事前に圧力鍋で6時間ほど煮込んだ牛肉のスープに、先程の香辛料を加えて更に煮込んでいきます。既にめちゃくちゃ美味そう……。

Airbne Experienceのベトナム料理教室

盛り付け。ベトナム料理完成まであとわずか!


いよいよ料理も出来上がってきたところで、みんなで盛り付けていきます!あともう少し!

Airbne Experienceでベトナム料理体験
Airbne Experienceでベトナム料理体験
春巻き用の具材もセッティング。

Airbne Experienceでフォーの盛り付け
先程から煮込んできたフォーも、いよいよ盛り付けていきます。

Airbne Experienceでフォーの盛り付け

Airbne Experienceでのベトナム料理体験
ついに盛り付けも完了です!これぞインスタ映え!?時刻はもう8時頃とあって、お腹もペコペコです。料理作るのってなかなか大変なんですね(笑)。

ついに完成!そして実食へ

Airbne Experienceでのベトナム料理体験
席についたところで、さっそく実食です!

ベトナムのフォー
フォー、美味いです。というかかなり美味いです!食レポが苦手なので、もう美味いとしか言いようがありません(笑)。道端のレストランで食べていたフォーを自分でつくる日が来るとは。なんか感慨深いですね。自分たちの手で作れば美味しさも倍増ですね。これを機に日本に帰国しても頑張って作ってみよう。

ベトナム風春巻きの巻き方
ベトナム風春巻きの巻き方も指導してもらいました。見た目も綺麗にしながら、形も綺麗に巻くのには順序に工夫が必要なようです。

ベトナム風春巻きの巻き方

ベトナム風春巻きの巻き方
ルアさんの巻いた春巻き。シュッとしていて見た目が綺麗です。

ベトナム風春巻きの巻き方
僕が巻いた春巻き。僕はあまり巻くのが得意ではないようです……。かなり太くて形もボコボコ、精進します。

Airbne Experienceのベトナム料理教室
美味しくいただきました。

最後は記念撮影、連絡先も交換

一緒に料理をして、創った料理を食べて、話して、と体験が終わった頃にはみんなかなり打ち解けてきました。ここまで3時間ほどでしたが、現地の料理も学べて現地の文化を学べるだけでなく、ゲストの方とも色々と交流できて、すごい濃ゆい時間でした

Airbne Experienceでのベトナム料理体験
連絡先もお互いに交換。

Airbne Experienceで集合写真
最後に記念撮影をパシャリ。またどこかで会おうと話し、ルアさん宅をそれぞれ後にしました。いや〜とても充実した時間でした。

Airbnb Experience 体験後は?

最後に、Airbnbの体験後の流れについて簡単に説明します。

レビューも欠かさずに

Airbne 体験後のレビュー
Airbnbの体験後は、ホストや体験に対する評価をレビューをします(任意)。Airbnb側からメールが来るので、そこからレビュー用のページに遷移します。体験の内容や場所、ホストについてなど複数項目あり、全て回答して1〜2分くらいですかね。感謝のコメントをしておきました!

ここまでがAirbnb Experienceの一連の流れとなります。

後日ホストから連絡が

ちなみに体験の数日後、ホストのルアさんから連絡がありました。わざわざ今回つくったベトナム料理のレシピをPDFファイルで送ってくれたのです。秘伝のタレというやつですかね。これで帰国後もベトナム料理を自分でもつくることができます!

Airbne 体験後のレビュー

Airbnb Experience を使ってみて

箇条書きですが、今回Airbnbの体験機能を使ってみての所感を備忘録としてざっとメモしときました。

ユーザーとして気になった点など

・現地でしかできないことをしたい
どこでもできるような体験(写真撮影のレッスンなどの体験)は別に現地でしなくてもいい(そのホストでしか提供できない体験であれば別ですが)。また現地の人としっかりコミュニケーション取れそうな体験をしたい。企業やお店が主催する、大人数を集めてのスクールのような体験もありますが、やや機械的でそういう体験は個人的には求めていなかったです。

・3000〜4000円くらいなら気軽に参加できる
1回の体験が8000円とか1万円を超えてくると、個人的にはある程度の体験内容でないと厳しい気がします。バイクで観光地を数箇所回るだけのツアーで70ドルなどの体験もありましたが、体験とコスト感がマッチしていないような。そのあたりのバランスはAirbnb側がどこまで調整するのだろう。

・ホストの顔が見えると安心感
予約する際にホストの様子や人柄が分かると、ユーザーとしてはやはり安心感がありました。体験内容によってはローカルホストの個人宅に行き体験を提供してもらうことになるので、そのあたりの透明性は重要ですね。

またホストの体験に対する豊富な経験がありそうだと行ってみたくなるかも。体験によっては体験中の様子が分かる動画があったりしたので、内容や雰囲気がつかめてとても参考になりました。

・当日参加する人リストなどがあるといい
現状だと当日参加当日してみないと何人他のゲストが来るのか分からないので、ある程度事前に分かっていたいです。

・口コミの数
口コミの数が一定数ないと、やはり実際に申し込む際に不安になります。特に個人が体験を提供するので、体験の質を事前に把握する上でレビューはかなり重要な要素かと。他の体験との相対的な比較にはなってしまいますが、それでも10〜20以上のレビューは個人的にほしい。また過去に参加した人数なども知れると、体験を選ぶ際の基準にできそう。

・体験の情報
とりあえず、体験内容、ホスト情報、金額、開催する時間と日付、工程時間、場所などの情報があれば申し込めそう。体験の一覧ではエリアの表示が重要(これから行く場所・エリアの体験に絞りたい)。

当日のホストのオペレーションについて

・体験最初に自己紹介など簡単なアイスブレークはあるとGood
ゲスト同士、またホストとゲスト同士のコミュニケーションが円滑になるので、アイスブレイクは体験前に挟むべきですね。その後の体験の質や満足度にも直結しそう。

・必要な素材や器具は既に買い出し済みで、整理整頓されていた。
当日の円滑な体験の運営のためには、事前の下準備は必須。しかし準備は結構手間と時間がかかるみたいです。買い出しや材料の下準備、ゲストとのコミュニケーションなど。
またルアさんは、体験後の洗い物は量が多いので外注していました(ベトナムなど東南アジアでは清掃を第三者頼むことも割とある)。

ちなみに欧米人などゲストの属性によっては、もともとの素材がどんなものなのかも知りたいニーズがあるので、カットからしてもらうことで料理のエクスペリエンスを高めていました。逆に人参などどこでもあるものは最初からカットしておくことで、当日の体験を円滑にしているようです。

・人数が多い場合、誰かが手持ちぶたさになることも
そのあたりのオペレーションは、ホストが臨機応変にうまく指示出していく必要があります。またキッチンも一定の広さがないと、ゲストの人数によってはキャパシティ的に受け入れることがそもそもできない。

・ある程度英語ができないと色々厳しい
言葉が通じなければそれはそれで楽しい、むしろそういう体験がしたいというニーズもあるのですが、体験の質を高めるのであれば最低限英語で説明できた方がベター。

ゲスト側について

・ユーザーはほとんど欧米人
料理体験に限ってみれば、ヨーローッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどが多いとのこと。やはりローカルでしかできない体験にお金を払うのは欧米人が多い模様。アジアからの参加者はほとんどいないっぽいので、今回の参加者(日本とマレーシア)は割と珍しいみたい。アジア人はまだまだ買い物ニーズの方が高いですからね。そうはいっても中間層も増えて旅行のリピーターも増えてきていますから、今後アジア系の体験型サービスへの需要も徐々に高まっていくのでしょうか。

・体験の長さは2〜3時間が適切か
5時間とか長い体験だと、そもそも旅行中に時間が取れないから参加不可能。体験の長さは2〜3時間が適当ですね。マーケット散策+料理レッスンなどの組み合わせも面白そうな体験内容ですが、旅行者からするとヘビー過ぎるので、体験を分割して実施したほうが良さそう。

・Airbnbのゲストにはものを盗んだり、汚くする人もいたりする
信じられない話ですが、中にはテレビを持って帰ってしまう人もいるとか。ホストのセキュリティ面での対策を考えることも必須ですね。

旅のスパイスに、Airbnb Experienceはぜひ1度使ってみるべし

今回始めてAirbnbのexperience機能を使ってみましたが、想像以上に満足度は高かったです。

もちろん体験の質はホストにもよるのでしょうが、ルアさんのおかげてとても楽しむことができました。ベトナムの代表的な料理をつくるという体験はもちろん、やはり現地のホストの方はもちろん、他の参加者ともコミュニケーションが取れるのが一番楽しかったです。旅先でしか得られない出会いを満喫できますね。

次に海外に行く時は、料理体験だけでなくもっと色々な種類の体験も使ってみようかなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

都内のITスタートアップで働くWebディレクター/マーケター。時々バックパッカー。27歳の社会人3年目。早稲田大学卒。企画・ディレクション〜UIデザイン、グロースハック、コンテンツ制作まで対応。学生時代は世界一周(32ヵ国)とかしてました。お気に入りの国はベトナム、モロッコ、台湾、タンザニアなど。変顔が得意。田舎でのほほんと暮らすことに憧れている。