そういう方に向けて本記事では、仕事でWebマーケティングをする時に辛いなと感じることを経験を踏まえてまとめました。
確かにWebマーケティングは辛いこと、しんどいことも少なからずあるのは事実です。しかし楽しいこともやりがいも多くある良い職種だと思いますよ!
私はWeb系事業会社で5年ほどWebマーケティングに取り組んでいますが、担当領域によっても仕事内容や辛さは異なりますので、一例として参考になれば幸いです。
- 1. 結果を出せない
- 2. リーダーシップを発揮できない
- 3. 日々スキルアップし続ける必要がある
Webマーケティングの辛いこと・大変な面について確認するなら、転職エージェントに直接聞いてみることもおすすめです。過去の転職者の実例などを把握してたりするので、気軽に聞いてみましょう。
Webマーケティングでおすすめな就・転職エージェント&サイトまとめ
Webマーケティングで辛いこと・しんどいこととは?
それではWebマーケティングで辛かったこと、少ししんどいなと感じることを3つ紹介します。
1. 結果を出せないと辛い
Webマーケティングの結果の善し悪しは、基本的に数字となって返ってきます。なので仕事の成果が良くも悪くも可視化されやすいです。
未経験からの場合、最初はすぐに成果を求められなかったりしますが、目に見える結果が出せない時期が長く続くと辛いと感じる人も多いです。
特に周りが結果を出しているのに、自分だけ上手く成果が出せず何をやっても空回り、という状況は割としんどいはず。これはWebマーケティングに限らずではありますが、Webの場合はそれが分かりやすいので……。
また1つの施策だけで結果を出すことはなかなか難しく、何度も何度も改善を地道に重ねていく必要もあります。
課題が多くある場合は改善難易度が低いケースも多々ありますが(やればやるだけ伸びる)、あらかた施策を打って伸ばした数値を更に伸ばす局面になるとなかなか思うようにいかなかったり。
Webマーケティングはうまく行けばサービスや事業成長に大きなインパクトを与えることになるので、裏を返せばそれだけ責任があるということ。
受託か事業会社かに関わらず、プロのマーケターとして結果はシビアに見られます。そのあたりのプレッシャーが辛いというのは、実際あるあるなのかなと思います。
2. リーダーシップを発揮できないと辛い
Webマーケティングを担当する場合、基本的に社内外のメンバー・ステークホルダーを巻き込みながら仕事を進めます。そういう時にリーダーシップを発揮してプロジェクトを上手く回すことができないと、ストレスフルで結構辛いです。
最初は個人で大部分を完結できたり、社内の数人で回せたりするようなレベルの小規模な施策立案・実行などの案件に関わることが多く、そこまで辛く感じることはないかもしれません。
しかしある程度年次が経って来ると、大型クライアントを担当したり、Webマーケティングを絡めた中・大規模なマーケティング・グロース案件などに関わる機会も出てきます。
- 社内のエンジニアやデザイナー
- セールスやカスタマーサクセスのメンバー
- 全社的な戦略レベルの話であれば経営陣
- 社外のマーケターや制作チーム
- パートナー企業
- クライアント企業
などなど、いろいろな面々を絡めたプロジェクトの推進、陣頭指揮を取る(あるいはサポートする)感じですね。
各メンバーの意見や不満をうまく調整しながら企画やプロジェクトを前に進めていく必要があるので、かなりリーダーシップが問われるシーンもあります。
こういうプロジェクトの調整・ハンドリングが苦手でうまく立ち回れないと、各メンバーの間で板挟みになり辛いことも多々あります……。
逆に言えばいろんなメンバーと関わりながら企画推進・意思決定し成長していける機会がたくさんあるので、そういうのを求めている人にはとても楽しくやりがいのある仕事ですね。
3. 日々スキルアップしていかないと辛い
自分のスキルや実力を日々自己研磨していかないと、仕事で求められる水準に達せず辛くなることがあります。
Webマーケティングはノウハウやツール、技術が日々移り変わっていくことに加え、対応領域もかなり広く深いので、情報収集したり勉強したりなど、常にキャッチアップしていく必要があります。
そうしないと自分のスキルや知識が徐々に通用しなくなっていきますし、対応できる案件・プロジェクトの幅が広がらず行き詰まりを感じてきます。事業やサービスの成長に自分がついていけなくなったり、結果も出せなくなるので結構辛いです。
ベースとなる思考・課題解決力などは培っていきつつも、Webマーケティングの技術・トレンドについても日々学び続ける必要があります。
Webマーケティングが辛いか楽しいかは、このあたりの「学び続ける姿勢・マインド」があるかないかによっても違ってくるのかなと思いますね。
Webマーケティングの楽しさ・やりがいは?
色々とWebマーケティングで辛い面をまとめてきましたが、反対にWebマーケティングで楽しいと感じる時はどんな時なのでしょうか。
ざっとですが、下記の点は仕事をしていて楽しいところかと思います。辛いことで紹介した項目には、楽しさやメリットとなる側面もある感じですね。
- 1. 結果が数字で分かる
- 2. インパクト・責任のある仕事ができる
- 3. 専門的なスキルを磨ける
- 4. 常に新しい知識やスキルのインプットができる
- 5. 多様なメンバーと関わりながら仕事ができる
自分で考えた企画・施策の成果が、どれくらい効果があったのか目に見えて可視化できるので、そこはWebマーケティングの楽しさでもあります。成果のわかりやすさは辛い部分もありますが、結果に繋がれば同時にやりがいにもなります!
また知識やスキルを日々磨いていく必要があることは、確かに大変だったりします。しかしそこをしっかりやり抜けば、知らず知らずの内にスキルが磨かれ、自分のキャリアにとってはプラスにしかなりません。
成長しレベルアップしていくのが楽しい人は、Webマーケティングも楽しめると思います!
Webマーケティングの楽しさ・やりがい、仕事内容の詳細については、下記記事で詳細をまとめています。良かったら読んでみて下さい。
Webマーケターとは?Webマーケティングの魅力ややりがい、大変なこと
Webマーケティングの仕事内容・必要なスキル
参考までにWebマーケターの1日について ↓↓
デジタル・Webマーケターの1日のスケジュールって?Web系事業会社の例を時系列に紹介
Webマーケティングに向いている人は?
Webマーケティングの辛いこと、楽しいことを踏まえ、どんな人がWebマーケターに向いているのでしょうか?
個人的には、主に下記のような人は楽しく働けるんじゃないかと思います!
- 1. 結果を目に見える数字で残したい人
- 2. ロジカルに考えるのが得意な人
- 3. インパクト・責任ある仕事をやりたい人
- 4. スキル意識・情報感度が高く、好奇心旺盛な人
- 5. 人と関わることが好きな人
一言でまとめるなら、向上心と基本的なコミュ力があり、地頭がそこそこあればなんとかなると思います(笑)。あと地道に改善していくことも多いので、何かにコツコツ取り組める人も合ってるかなと!
またそこそこ大変な仕事ではあるので、仕事が嫌い……という人にはプレッシャー含めキツイ面があります。
Webマーケティングに向いている人・向いていない人についての詳細はこちらから ↓↓
Webマーケティングに向いてる人・向いていない人の特徴まとめ
【まとめ】Webマーケティングは辛くしんどいけど、やりがいある仕事!
最後にWebマーケティングで辛いこと・しんどいことを、改めて振り返ってみます。
- 1. 結果を出せない
- 2. リーダーシップを発揮できない
- 3. 日々スキルアップし続ける必要がある
実際にWebマーケティングに取り組むと、上記以外にも色々と大変なことも多いでしょう。
ですが諦めずにやり続ければ、Webマーケティングに必要な考え方やスキルは徐々に身についていくはず。辛さ以上に楽しさややりがいを感じるシーンもたくさんありますよ!
ぜひ気になる方はチャレンジしてみて欲しいなと思います。
Webマーケターになる方法や、具体的におすすめなエージェントについては下記記事でまとめています。Webマーケターのキャリアに興味がある方はぜひチェックしてみて下さいね。
未経験からWebマーケターになる3つの方法
Webマーケティングでおすすめな就・転職エージェント&サイトまとめ
またいきなり就職・転職したり、独学が不安という方は、Webマーケティングの専門スクールに通うことも選択肢のひとつです。メンターや講師に相談したり、サポートを受けつつ学習を進めることができ安心です。
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Webマーケティングでおすすめな専門学校・スクール&講座 比較まとめ