最近ライターとして活躍している人も増えてきているので、そう思っている方も多いはず。
ということで本記事では、Webライターに向いている人や向いていない人の特徴を、ファーストキャリアがライターだった僕の経験を踏まえて整理してみました。
自分に向いているかいないのか、そのイメージがつくかなと思います。未経験からWebライターにチャレンジしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもWebライターってどんな仕事なの?という方は、まずこちらから記事をご覧ください。
Contents
Webライターに向いている人 7つの特徴
Webライター・Webライティングに向いている人の特徴は、下記のような要素かなと思います。
- 1. 文章を書くのが嫌いではない人
- 2. スキルを突き詰める職人気質な人
- 3. 細かいところが気になり自己修正できる人
- 4. Webマーケティングのスキルに広く興味がある人
- 5. 人や物事に対して興味・関心が旺盛な人
- 6. 広い意味でコミュニケーション力の高い人
- 7. 世に伝えたい想いや経験などがある人
一つひとつ確認していきましょう!
1. 文章を書くのが嫌いではない人
そもそも文章を書くのが好きな方は、Webライターとしての素養があります。加えて重要なのは、文章を書くのが「得意である」より、「嫌いではない」という要素です。
文章を書くというのはWebライティング全体の一つの工程に過ぎませんが、その核となる重要な部分。
書いて修正してを何度も繰り返すので、記事を1本書くことは簡単そうに見えてとてもエネルギーのいる作業です。文章を書くことに苦痛を感じる方は結構いますが、そういう方にとっては相当な苦行となります。
文章を書くことが嫌いではないというのは、それだけで大きな才能です。
今は得意ではなくても全然問題ありません。執筆を繰り返す中で、どんどんスキルを磨いていくことができるでしょう。
2. スキルを突き詰める職人気質な人
実際に記事を書いてみると分かりますが、ライティングは想像以上に奥が深いです。
ですので一つのスキルを磨いていく探究心があったり、職人気質な人はWebライターにも向いていると思います。
「日本語なんてだれでもできる!」と言う人もいますが、ライティングを仕事とする人の中でも、正しい日本語で実用的な記事を執筆できる人はかなり少ない印象です。
「日本人なら誰でも国語のテストで100点取れて当たり前」というのが違うのと一緒ですね。
Webライティングでは適切な文章構成を考え、無数にある語彙や表現を積み重ね、読者に分かりやすく伝わり、課題解決に繋がる記事やコンテンツをつくっていく必要があります。
そうしたライティング技術を磨いていく気概があることが、Webライターとして好ましいです。
3. 細かいところが気になり自己修正できる人
細かいことが気になってつい直したくなる、そんな几帳面な人はWebライターに向いています。
ライティングをしていると、
- 半角と全角の不統一
- 大文字と小文字のミス
- 固有名詞の記載ミス
- 漢字のミス
- 重複など不適切な文章表現
それができるライターさんは、意外と少ない印象です。
神は細部に宿ります。100%ミスをなくすのは難しいですが、こうしたところもキッチリできると読者やクライアントからの信頼に繋がりますよ。
4. Webマーケティングのスキルに広く興味がある人
ライティングだけではなく、WebマーケティングやWebデザインなど関連するWebスキルにも興味がある方は、Webライターとして楽しめるはず。
Webの記事やコンテンツを執筆するとなると、
- コンテンツをどのように集客に結びつけるか
- 集客した人の課題をどのように解決し、購入まで導き、売上に貢献するか
などを考えることも大切です。ただ記事を書けば良いという訳では決してなく、その目的を理解して臨むべきです(これができる人はかなり少ない……)。
SEOやSNS、広告など、どの集客チャネル向けの記事なのかを理解し、その後のCVR(購入率)も考慮してコンテンツをつくれる必要があります。
またWebライティングのスキルが生きるのは、何も記事だけではないです。
SNSの文章やLP(ランディングページ)の文章、Webサイトのコンテンツの一部分、Webデザインで必要なコピーライティングなど、色々な分野で応用が効きます。
そうしたことにも興味・関心があると、自ずとチャンスを掴み、Webライターとして成長していけますよ。
5. 人や物事に対して興味・関心が旺盛な人
人や物事に対して興味・関心が旺盛な人、つまり好奇心が強い人はWebライターに向いています。
Webライターになると、旅行やキャリアなど特定のジャンルに特化したメディアでライティングをするケースが比較的多いです。
しかし場合によっては全く知見のないジャンルについて、0からリサーチや取材、インタビューなどを重ねて記事・コンテンツをつくっていく必要があります。
新しい物事や人、考え方について選り好みせず飛び込んでいける好奇心がある方は、より一層楽しめる職業かなと思います。
6. 広い意味でコミュニケーション力の高い人
「広い意味」でコミュニケーション能力が高い人もWebライターに向いています。
上述したように、Webライターは取材など対面で人と関わる機会もあります。話しながら相手の本音やインサイトを引き出したり、話の展開を組み立てたりと、ファシリテーション能力も求められます。
またそもそも記事を書く際には、
- 読者がどんな人で
- どんな課題を抱えていて
- どういう情報が欲しくて
- この記事を読んだらどうなっているか
より深く、適切に読者について想像を膨らませることができる人ほど、より深い課題解決に繋がるコンテンツをつくることができます。
そういう広い意味でのコミュニケーション能力があると、Webライターとして強みを発揮できるはずです。
7. 世に伝えたい想いや経験などがある人
特定のジャンルや領域で、自分の過去の経験や知見を広めたいという熱い想いのある方はWebライターに向いています。
細かい文章表現力などは、Webライターとしてもちろん重要です。
しかしそれを卒なくこなせる人より、「伝えたい何か」を明確に持っているライターさんの方が、人の心を打つような良い仕事をしてくれるケースが多いですね。
領域特化のメディア・媒体で、自分の専門性を活かしWebライターとして記事を書く選択肢を持てれば、きっと重宝される存在となるでしょう。
もちろんただ自分の書きたいことを書くのはNGで、読者の課題をどう自分の経験や知見を踏まえて解決できるか、課題ベースで思考することは前提です。
Webライターに向いていない人 4つの特徴
続いて、これはWebライターに向いていない、という特徴についてもご紹介していきます。基本的には、Webライターに向いている人の真逆になる印象ですね。
あくまで僕の独断と偏見で必ずしもそうである訳ではないので、諦めず一つの例としてご確認くださいませ。
- 1. 文章を書くのが嫌いだったり、苦痛に感じる人
- 2. スキルを磨くことに興味のない人
- 3. かなり大雑把で自己修正できない人
- 4. 好奇心があまりない人
1. 文章を書くのが嫌いだったり、苦痛に感じる人
上述したように、記事を書くことはかなりエネルギーのいる作業です。
慣れもあるかなとは思いますが、文章を書くことが嫌いだったり苦痛まで感じる方は、基本的にWebライターとして長く続けることは難しいです。
苦手意識があるくらいの程度であれば、書く回数をこなすことで次第に得意にできますのでご心配なく!
2. スキルを磨くことに興味のない人
Webライティングは、ライティング技術はもちろん、記事の構成・企画、取材、関連するWebマーケティングなど幅広い要素で成り立っています。
そうしたスキルを磨くことやキャッチアップすることに興味が持てないと、Webライターとして長く生き残るのはなかなか難しいです。
3. かなり大雑把で自己修正できない人
ここは程度にもよりますが、大雑把過ぎる人もWebライターに向いていない可能性があります。
細かい文字の統一、表記ミス、不適切な表現など、細かいところに全く気づかない、気づいても「まぁいいかな、意味が伝われば問題なし」と思ってしまう人は、良い記事や文章を書くことが難しいですね。
4. 好奇心があまりない人
新しい物事に触れたり、新しい人と関わったり、すでに知ってる物事の理解を深めたり、そういうことに興味が全く持てない人もWebライターに向いていません。
記事を書くためには、内容にもよりますがリサーチや取材などを重ねることが必要で、そうした記事づくりの過程は地道で結構大変です。
好奇心がないとそうしたリサーチが辛くなりがちです。逆に好奇心さえあれば、そうしたリサーチも楽しみながらできますよ!
未経験からWebライターになる方法
未経験からWebライターになる方法も合わせてご紹介しておきます。
結論をまとめると、未経験からWebライターになるには、下記5つの方法があります。
- 1. IT・Web系企業に、Webライターとして就職・転職する
- 2. Web関連職に就・転職、社内異動し、Webライターを目指す
- 3. 個人でブログを運用し経験を積む
- 4. フリーランスライターとして活動する
- 5. 学生ならアルバイトやインターンから始める
- 6. 不安な方はWebライティングの専門スクール・講座でスキル磨きから始める
いきなりフリーランスになることも可能ですが、残念ながらスキルや実績がないと低価格で買い叩かれるケースが多いです。
Webライターとしてベースを築くなら、個人的には企業でWebライターとして一定の経験を積み、フィードバックを得ながらスキルを磨くことをおすすめします。
自分次第ですが、市場で求められるレベルまでライティング技術を高めることができますし、メディア運営に直に関わる中でWebライターとして求められていることも俯瞰して理解できます。
またライティング以外にWebメディア運営・マーケティングなど、スキルを広く身につけるチャンスも得やすいです。
一歩踏む出すのは不安に感じるかもしれませんが、僕も未経験から一歩ずつキャリアを進めてきましたし、周りでも未経験からIT・Web業界へ転職した友人も多いですよ。
未経験からWebライターになる方法やステップについての詳細は、下記記事に実体験を交えてまとめています。良かったら参考にしてみてくださいね。
未経験からWebライターになるには?6つの始め方と準備すべきことまとめ
まずはもう少しWebライティングの勉強をしたい!という方は、勉強方法や練習方法を下記にまとめています。
Webライティングでおすすめな勉強・独学方法5選
Webライティングでおすすめな練習方法・ステップまとめ
Webライターとして就・転職するのにおすすめなエージェントは?
Webライターとして転職したいなら、IT領域に強い就・転職サイト・エージェントに登録して、気になる案件があったら気軽に話を聞いてみるとよいかなと思います。
色々な就・転職サイトがありますが正直大きな差異はなく担当者にもよるので、有名どころはすべて抑えておくのがおすすめです。僕も色々登録しています。
ただし大手と専門エージェントだと、案件数やサポートの質が異なってくることも多いです。
- 大手エージェント:案件数が膨大にある。一方でサポートが弱いことも。
- 専門エージェント:案件数は少ない。しかしITやWeb領域に知見があり、少数精鋭なので適切なサポートを受けられる可能性が高い。
大手・専門エージェントそれぞれを1〜2個組み合わせて活用すると、それぞれの強みを活かしつつ、弱みを補えるのでおすすめですよ!
面談して話を聞いて微妙だったら、別のところで話を進めればOKです。
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具体的にどうWebライターとして就職・転職するかや、エージェント活用のコツ、おすすめな就・転職エージェントの詳細については下記記事も合わせてご確認ください!
未経験から正社員!Webライターにおすすめな就職・転職エージェント&サイトまとめ
Webライターに向いている人の特徴まとめ
ここまでWebライターに向いている人、向いていない人の特徴をまとめてきました。
いくつかの項目にピンと来たら、Webライターに向いている可能性があります。
- 1. 文章を書くのが嫌いではない人
- 2. スキルを突き詰める職人気質な人
- 3. 細かいところが気になり自己修正できる人
- 4. Webマーケティングのスキルに広く興味がある人
- 5. 人や物事に対して興味・関心が旺盛な人
- 6. 広い意味でコミュニケーション力の高い人
- 7. 世に伝えたい想いや経験などがある人
ライティングがある程度できると、記事づくりだけではなく、デザイン、テキストコミュニケーション、企画書作成などありとあらゆるシーンで役立つこと間違いなしですよ!
チャレンジしてみたいなと思ったら、ぜひ思い切って行動してみてはいかがでしょうか。
Webライティングの勉強方法の詳細はこちら ↓↓
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