先日Googleが提供する成果報酬型広告「Google Adsense(アドセンス)」に登録し、無事一発で審査を通過することができました。当時の状況としては記事数は25本くらい、1記事あたり平均3,000文字くらいでした。
Googleアドセンスに申請し合格するためには、一定の審査基準を満たす必要があります。
ということで本記事では、Google アドセンスの審査基準について確認しておくべき7つの項目とそれぞれの対策方法について説明していきたいと思います。
これからアドセンスの申請を考えている方はぜひご参考下さいませ!
※本記事の公開日:2019年2月
Google アドセンスとは?
「Google Adsense(アドセンス)」は、Googleが運営するウェブサイトに広告を掲載することで収益が得られるサービスです。無料で利用できます。
基本的にクリック型の成果報酬広告で、ユーザーが表示する広告をクリックするだけで報酬が発生します。広告内容はユーザーの行動履歴により、自動で閲覧ユーザーに最適なものが表示される仕組みです。
実際どれくらい稼げるの?
Google アドセンスでは、1クリックにつき30円前後の報酬が相場のようです。また100PV〜200PVで1クリック発生することが平均的です。
Google Adsenseの審査基準
Googleアドセンスを始めるには、まず「アドセンスアカウント」を取得し、一定の審査基準を満たす必要があります。
以下はおおよそのGoogle Adsenseの審査基準です。事前にチェックしてきたい項目を7つご紹介いたします。申請する前に必ず確認し、対策をしておきましょう。
(1) 独自ドメインを取得している
Google Adsenseは2016年3月ぶ仕様の変更があったようで、基本的にAmebaなど無料ブログでの審査はできないです。Google Adsenseの申請には独自ドメインであることが必須です。
Google Adsenseをブログなどで使う想定であれば、無難にWordPressを利用することをおすすめします。しかし、
- ライブドアブログ
- FC2ブログ
- Seesaaブログ
- はてなブログ
などの無料ブログでは、独自ドメインさえ取得すればアドセンスの申請が通ることもあるようです。ですが無料ブログはカスタマイズ性が乏しいので、改善をして収益率を向上させていくことが難しいです。アドセンスでマネタイズをしていくのであれば、おすすめはしません。
独自ドメイン取得とサーバーでの設定方法については、以下記事からご参考下さいませ ↓↓
(2) コンテンツのポリシー違反をしていない
Google Adsenseを掲載しようとしているサイトに、以下のコンテンツがある場合はポリシー違反で審査が下りない可能性が高いです。
禁止コンテンツ
- アダルトコンテンツ
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
- アルコールに関連するコンテンツ
- タバコに関連するコンテンツ
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
- ヘルスケアに関連するコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するページ
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 武器および兵器に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 違法なコンテンツ
詳細についてはGoogleが提示しているので、以下のページから確認してみて下さいね。
参考:コンテンツ ポリシー 禁止コンテンツ
参考:AdSense プログラム ポリシー
(3) 著作権で保護されているコンテンツ
サイト内に著作権違反のコンテンツがある場合は、アドセンスの申請が下りない可能性が高まります。ですので、違反コンテンツがある場合は、申請前に必ず削除しておきましょう(と言いますか、著作権違反は普通にアウトですので、Adsenseの申請有無に関わらず今一度改めましょう……!)
申請前にGoogleには以下の記載がありますので、確認してみて下さい。
著作権法で保護されているコンテンツを含むページには、AdSense サイト運営者様がそれらのコンテンツの表示に必要な法律上の権利を有していない限り、Google 広告を表示することはできません。
Google は、著作権侵害の報告に対して、デジタル ミレニアム著作権法(DMCA)に則って対処します。AdSense サイト運営者様のウェブページが著作権を侵害しているという報告があった場合、または報告がなくても著作権を侵害していることの根拠がある場合は、サイト運営者様のプログラムへの参加が停止されます。
もちろん、無断転載などではなく適切な形で引用をしているのであれば問題ないです。引用のルールなどについても確認してみましょう。
(4) 一定のコンテンツ数(20記事前後)
Google Adsenseを申請する時に、サイト内に一定数のコンテンツがあることが求められます。1記事しかない、などの場合は審査が下りません。
場合によっては10記事程度から申請が通る場合もあるようですが、ケース・バイ・ケースです。一応20記事くらい作成した段階で申請した方が無難でしょう。ちなみに僕は25記事くらいの時に申請したところ、1回の申請で通過することができました。
(5) 一定のコンテンツボリューム
また1記事あたりの文字数も、内容にもよりますが数百字程度では厳しいのではないかと思われます。Adsenseの申請にあたり、少なくとも1記事あたり1000〜1500字ほどのボリュームはあった方が無難です。
もちろん、例えば300文字の記事でもユーザーの課題解決がピンポイントでできているのであれば、コンテンツとしては良いとは思います。このあたりはGoogleが明記しているわけではないので何とも言えないですが、一定数のボリュームは担保しておくほうが通過率は上がるかと。
(6) ユーザーにメリットがあるノウハウ系のコンテンツ
Google Adsenseの申請をする場合、サイト内のコンテンツはユーザーにとって価値(読むメリット)があるコンテンツであることが必須です。ただの日常の日記などではなく、ハウツー系のコンテンツを作成しておきましょう。僕が申請した際は、全てWebやブログ運営に関するノウハウ系の記事がメインでした。
10回くらい申請してようやくアドセンスに通過した知人もいます。記事数がかなりありましたが、ほとんど個人日記のような内容だったので、おそらくそれが引っかかったようですね。
記事の書き方は以下記事も参考にしてみて下さい ↓↓
(7) 更新性がある
サイト・ブログの更新性、つまり定期的にコンテンツが更新されているか、というのもGoogle Adsenseでの審査項目になっています。更新が全くないと審査が通りににくくなる可能性があります。
申請をする前後は、定期的にコンテンツの更新をしておく方が無難ですね(少なくとも1週間に1本など)。
僕は申請する数日前にとりあえず1本更新しておきました……!
Gooogle アドセンス審査対策まとめ
ここまでGooogle アドセンスの審査で確認しておきたい基準についてまとめてきました。下記は対策方法のまとめになります。
- (1) WordPressで独自ドメインを取得する!
- (2) 禁止コンテンツは掲載しない!
- (3) 著作権違反はしない!
- (4) とりあえず20記事は書く!
- (5) 1記事最低1500文字は書く!
- (6) ノウハウ記事を書く!
- (7) 最低限更新はしておく!
ぜひ改めて確認してみて下さい。次回はGoogle Adsenseの具体的な申請方法について解説していきます。
広告の挿入位置を簡単に調整するならおすすめなプラグインがあります ↓
ちなみに広告の初歩として始める方が多いGoogle Adsenseについて、体系的なスキル・知識を学びたいなら下記の参考書「Google AdSense マネタイズの教科書」がおすすめです!
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