これだけは押さえよう!文章力をサクッと上げるライティング5つのコツ

Yasu
こんにちは!「Tekito+Style.me」を運営しているYasu(@98nasi_nori)です。普段は都内でWebディレクターなどをしています。

僕は仕事でコンテンツ制作に関わる機会が多く、プロ・アマチュア含めこれまで100人以上のライターさんの文章に向き合ってきました。ライターさんによって文章の癖などは異なるのですが、その中でも駆け出しのライターさんに共通して見かける文章のミスや改善点があり、その都度修正してもらうことが多かったりします。

確かにライティングを始めたばかりだと、自分で書いた文章の良し悪しを自分自身で判断することはなかなか難しいですよね。

そこで今回は、ライター初心者の方に最低限抑えてほしい文章をブラッシュアップするコツを5つまとめました。少し表現を直すだけでも、より読みやすい素敵な文章にできるはずです!また記事の納品・公開前に必ずチェックしておきたい項目も合わせてまとめています。

ライティングに自信が持てない方、文章力のベースを引き上げたいはぜひチェックしてみて下さいね。

文章力を上げるライティングのコツ

ライティングのコツ

文章力を上げるために、最低限確認したいライティングのコツについて5つご紹介します。早速1つ1つ確認していきましょう。

1. 重複表現をなくす

まず最初に気をつけたいのはこの重複表現。かなりの頻度で見かけますね。重複表現は主に文頭、文末、文節レベルの3パターンで気をつける必要があります。具体的には下記のような表現です。

文頭の重複
私は〜。私は〜。私は〜。
しかし〜。しかし〜。
文末の重複
〜です。〜です。〜です。
〜います。〜ます。〜してます。
文節の重複
〜ので、〜。〜ので、〜。〜ので、〜。
〜があり、〜。〜があり、〜。〜があり、〜。

このように同じ表現が何度も続くと読んでいてリズムが悪く、稚拙な文章に見えてしまうんですよね。

また上記の3パターン以外にも、単語や特定の表現、また段落レベルで文章の型が重複している場合もあります。何度も読み返して、重複しないように表現を適宜工夫できるとより読みやすい記事になるかと思います。

2. 読点を適切な箇所に配置する

読点「、」の使い方にも注意が必要です。読点の挿入箇所が毎回同じで記事のテンポが悪い場合や、不要な箇所にあったり、逆に必要な箇所にないパターンがよくあります。

私は、2019年からライターとして活動しています。主に、海外旅行の領域の記事を書いています。特に、東南アジアのグルメ事情に詳しいです〜。私は、2014年から3年間タイに滞在していて〜。

上記の例では、すべて文頭の同じタイミングに読点が入っているので読みづらい文章になっています。基本的に句読点を入れるタイミングは以下のパターンが良いかなと思います。

読点を入れるタイミング例

逆接の場合

一般的に◯◯と思われていますが、実際には〜。

原因と結果を述べる場合

このように同じ表現が何度も続くと読んでいてリズムが悪くなり、稚拙な文章に見えてしまうんですよね。

理由と結論を述べる場合

ベトナムにはコワーキングスポットも色々あるので、旅中にサクッと作業したい人は探してみてくださいね。

主語が長い場合

台北から電車で30分ほどいったところにある淡水は、夕日が綺麗なスポットとして有名で、台湾のベニスとも言われています。

修飾節が長い or 複雑な場合

街がユネスコの世界文化遺産に登録されている、ランタンで有名なホイアンなどの観光都市へも足を伸ばせます。

接続詞の前

しかし、〜
また、〜

比較する場合

台湾は日本語を話せる現地の人が多い一方で、南アフリカには〜。

選択肢を提示する場合(AかBか)

トムヤンクンを食べるか、パッタイを食べるか悩ましい。

並列して要素を並べる場合

トムヤンクンやタイ風焼きそばのパッタイ、ガパオライス、カオマンガイなどなど

必ずここに入れるべき、みたいなルールはないのであくまで参考ではあります。文章のトンマナによっても変わってくるので、書いた文章を何度も読み直し、一番読みやすい箇所に適宜調整する感じかなと思います。

3. 一文が長い箇所は分割する

読点を何個も使い、一文が長くなってしまっているケースも多いです。3〜4つ以上の読点が続く場合は、どこかで文章を区切れるタイミングはないか検討してみると良いでしょう

一文が長い文章例
【調整前】
東南アジアの国々は基本的にご飯も美味しいし、物価も日本と比較して安く、また治安も最低限のことに気をつけていれば決して悪くはありませんし、文化的に日本と似ている部分も多いで海外初心者の方にオススメなんです。

↓↓

【調整後】
東南アジアの国々は基本的にご飯も美味しいし、物価も日本と比較して安いです。また治安も最低限のことに気をつけていれば決して悪くはありません。文化的に日本と似ている部分も多いで、海外初心者の方にオススメなんです。

要素を順接で何個も続けたくなる気持ちはわかります。ですが接続詞などを適宜補ったり、そのまま区切ってみたりすることで上手く文章を区切れる場合が多いかと思います。

4. 文と文の関係性を意識する

文と文同士の繋ぎ方に脈略がなく、流れが不自然な文章になっているパターンも時々あります(AだからB、という流れではなく、AとBの文章がただ並列して並んでいる)。

下記の例ではタイのお土産を紹介する流れが唐突過ぎるので、そのクッションとなる表現や文章を補足してあげると良いですね。

並列な文章例
【調整前】
東南アジアでおすすめな国として外せないのがタイ。首都バンコクまでは直行便で約6〜7時間ほどです。
タイでよく見かけるお土産を紹介いたします。

↓↓

【調整後】
東南アジアでおすすめな国として外せないのがタイ。首都バンコクまでは直行便で約6〜7時間ほどと比較的近いため、日本からも多くの観光客が訪れます。

せっかくタイに観光に行くなら、観光地はもちろん現地で人気のお土産も抑えておきたいですよね。そこで今回はタイで人気のお土産をまとめてご紹介いたします。

文章を書く際は、1つ1つの文章だけでなく、前後の文章同士の繋がりも意識しましょう。文章同士の流れを作るには、接続詞や補足となる修飾節を入れてみたり、説明を追加する文章を入れたり、文の前後の並び替えをしてみるなど工夫するとスムーズにできますよ。

5. 無駄な表現の削除

「〜ということ」など、無駄な表現を削ることでより文章を精練させることができます。回りくどく助長な表現や、なくても意味が伝わる表現は思い切って削る勇気を持ちましょう!スリムで簡潔な文章はより相手に伝わりやすいです。

無駄な表現例
・「〜ということでもなかった。」→「〜ではなかった。」
・「登ることができる」→「登れる」
・「本を読むことで」→「本を読むと」

また「そして」や「しかし」などの接続詞は、場合によってはなくても意味が伝わることも多いです。接続詞を見かけたら削る選択肢も持ちましょう。

「〜と言われている」「〜だそうだ」「〜らしい」などの伝聞表現も削る対象です。文章が冗長になりますし、文章に自信がなさそうで、読者に文章の信憑性を疑われます。できる限り「〜だ」や「〜です」など、断定表現を使い言い切りましょう。

納品・公開前に最低限チェックしておくべき項目

ライティング時のチェック項目

一定の文章のブラッシュアップができたならば、記事を納品、もしくは公開する前に最低限確認しておくべき項目を下記にまとめました。こちらも合わせて抑えておきましょう。

半角全角の統一

まず最低限意識して欲しいのが、文字の半角全角を統一することです。

例えば数字や英字、「!」、「?」、「( )」などの約物は全角なのか半角なのか、そこは全て一定のルールのもと統一すべきです。どちらが良い悪いなどはないですが、統一されていないと文章が読みにくくなり、読者に負担を強いることになります。

これはメディアによっても異なるので、指定のルールがあればそれに従いましょう。英数字は半角、カナは全角にしているメディアが多いかなと思います。

【数字】
半角:123456789
全角:123456789
【英字】
半角:abcdefg
全角:abcdefg
【記号・約物】
半角:! ? * & + – = :
全角:!? * & + ー = :

こうしてみると半角と全角って結構違うので、すぐ分かるんですよね。数字が全角・半角バラバラな記事を提出するライターさんをよく見かけますが、統一しましょう!神は細部に宿りますよ。

漢字の閉じ開きの統一

漢字の閉じ開きについても、一定のルールのもと統一しましょう。これもメディアによって異なるので、指定のルールを必ず事前に確認しましょう。

漢字の閉じ開きの例
・事 / こと
・出来る / できる
・等 / など
・為 / ため
・有る / ある
・無い / ない
・凄い / すごい
・但し / ただし
・又 / また
・尚更 / なおさら
・全て / すべて
・下さい / ください

など

ただし記事内容や文脈などによっては、漢字とひらがな表記の使い分けが難しい場合もあります。指定のルールは原則としても、文章のトンマナに合わせて調整する必要があるので、そこは柔軟に対応できると良いかなと思います。

ですます調の統一

文章の「ですます調」か、「である調」かも必ず統一しましょう。この統一ができていないライターさんは稀ですが、記事を書くことになれていない方は一応文章を読み直して崩れている箇所がないか確認すると良いでしょう。

改行や段落分けを適切にする

文章の改行や段落分けも、記事の文脈などによって適切に調整することをお忘れなく。これもメディアによってルールが指定される場合もあるので、事前に確認しましょう。

よく全く改行が全くない文章や、1文ごとに全て改行されるライターさんもいますが、普通に読みづらいです。特にPC版では見やすくてもスマートフォンで見ると文字がびっしりだったり、改行箇所がガタガタで読む気が失せる場合があります。

改行位置の調整例
【調整前】
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。
なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。
別段深い理由でもない。
新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。
小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。

↓↓

【調整後】
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。

小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。

(青空文庫「坊っちゃん」より)

誤字脱字は必ずチェック

誤字脱字のチェックは記事の納品・公開前に必ずやってほしいです。自分の書いた文章は、何度も読み返してみましょう。1度読んだだけでは気づかないミスも、何度か読み直すと発見できることがあるので繰り返し読むべきです。

ミスが全くない完璧な記事をいきなり書くことはどんな人でも難しいです。どこかしら必ずミスをしている、という前提で自分の文章を疑いつつ読み直すと良いかなと思います。

どうしてもミスのヌケモレが出てしまうこともありますが、誤字脱字をしっかり自分なりにチェックして記事を提出するのは最低限のマナーかなとも思います。

まとめ

ここまで文章表現を引き上げるライティングのコツを簡単にまとめてきました。今回紹介した内容は、ライティングにおいて最低限気をつけたい項目です。ですが少し調整するだけでも文章がぐっと読みやすくなるはずです。

ぜひライター初心者の方は記事を納品、もしくは公開する前に、自分自身で今回紹介した項目をチェックしていただけると良いかなと思います。

文章を0からがっつり書き上げる方法については下記記事も参考に。文章作成のコツや考え方をまとめています ↓↓

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Aboutこの記事を書いた人

「Tekito+Style.me」の中の人。都内で働くWebディレクター/マーケター。早稲田大学卒。時々旅人な27歳です。主にサービスの企画・ディレクション、グロースハック、SEO対策、UX設計などしてます。開発やデザインも細々と挑戦してます… 学生時代は世界一周してました(過去約40ヶ国訪問)。お気に入りの国はベトナム、モロッコ、台湾など。南国のビーチでまったり余生を過ごしたい派。好物はビールと生ハム、あとカニカマ。