実際に住んだことがないと、新生活を始めるにあたりどちららいいのか、イメージが沸かないかと思います。
今回はシェアハウスも一人暮らしも両方したことがある僕の経験を踏まえ、それぞれのメリットやデメリット、向いている人を比較しながらご紹介していきます。
どちらがいいかもう迷わないように、少しでもみなさんの新生活をサポートできれば幸いです。
【シェアハウスが向いている人】
- 初期費用や家賃を抑えたい人
- 人と交流したい人
- 細かいことがあまり気にならない人
- 生活拠点を固定したくない人
【一人暮らしが向いている人】
- 自分のペースで自由に落ち着いて暮らしたい人
- ひとりの時間や空間を大切にする人
- 水回りなどを共同利用したくない人
- 好きな家具・家電を揃えたい人
Contents
まずはシェアハウスと一人暮らしのメリデメを比較してみた
最初にシェアハウスと一人暮らしのメリット、デメリットをそれぞれみていきましょう!
シェアハウスのメリット・デメリット
シェアハウスのメリット
一人暮らしはなんとなくイメージできますが、シェアハウスは住んだことがないと分かりにくいはず。
ということで、まずはシェアハウスのメリットから確認していきます。
- 1. 家賃が安い!光熱費やネット代込みの場合も
- 2. 敷金・礼金0円で初期費用を抑えられる!
- 3. 家具家電付き!物を持たないシンプルな暮らしができる
- 4. 気軽に引越しができる
- 5. 住人との出会いや交流を楽しめる
- 6. 水回りの掃除を定期的にしてもらえる
- 7. 共有設備を活用できる!
シェアハウス最大のメリットは、とにかく初期費用や家賃を抑えられること。
家具・家電がついていることが多いので、自分で用意する必要がない上に、基本的に家賃も一人暮らしと比較して数万ほど相場より安いです。敷金礼金、仲介手数料がない物件も多いですね。
初めて実家を離れる人や、費用をできる限り安くしたい人にシェアハウスはとてもおすすめです。
モノを自分で買う必要がないので、引っ越しなど移動もしやすく、いろいろな地域・物件を転々とできるのもシェアハウスのメリットです。
またシェアハウスと言えば、気になるのは住人との関わりですよね。キッチンやラウンジ、水回りなどの設備を共有するので、実際にそこで住人と交流があったりします。
しかし交流の度合いは物件ごとで異なり、交流やコミュニケーションが盛んな物件もあれば、まったくない物件もあります。
希望があれば、不動産管理会社に確認してみるとよいです(実際に住んでみないと分からない部分でもありますが……)。
シェアハウスのデメリット
一方でシェアハウスのデメリットは下記です。
- 1. 価値観の合わない人・モラルの低い人がいる
- 2. 共有スペースを自分のタイミングで使えないことがある
- 3. 騒音などのトラブルも
- 4. 思ったより交流がないシェアハウスもある
- 5. 何だかんだ人間関係に気を使う
- 6. 友人や彼氏・彼女などを気軽に呼べない
やはり共同生活となるので、住人とのコミュニケーション面や価値観のズレなどがあると面倒に感じることがあるのも事実です。
あと、キッチンや洗濯機を使おうとしたら誰かが使っていて、自分が使いたい時に使えないのも多少不便だったりします。
シェアハウスのメリットやデメリットについては、以下の記事で詳細をまとめています。よかったら合わせてチェックしてみてくださいね ↓↓
一人暮らしのメリット・デメリット
続いてシェアハウスと比較した場合に、一人暮らしのメリットやデメリットも確認していきましょう。
一人暮らしのメリット
- 1. 落ち着いて暮らせる
- 2. 自分のペースで自由に暮らせる
- 3. 共同生活のストレスがほぼない
- 4. 家具家電、電気・ガスなど好きなモノ、サービスを使える
- 5. 人を自由に呼べる
一人暮らしは、とにかく自由です。いつ何をしようと、自分の好きなタイミングで行うことができます。
好きな時に洗濯機を回せるし、キッチンもお風呂に入る時間も誰かに左右されません。
共同生活で感じる煩わしさは一切なく、自分のペースで落ち着いて生きれるのは最高ですね。
家具や家電もシェアハウスの場合は備え付けのモノを使うことが多く、共有部には自分の物を自由に置けないので、自分でわざわざ買ったりはしません。
逆に言えばシェアハウスは、自分で好きなモノを、好きな場所で使う機会がないとも言えます。
しかし一人暮らしであれば、もちろんそこもすべて自由。どんなソファーを買おうかな〜とか、次は気になってるランプを買おうとか、自分好みの部屋に仕上げることができるのは一人暮らしの楽しみの一つです。
一人暮らしのデメリット
逆に一人暮らしのデメリットは下記です。
- 1. 家賃や引っ越し費用はシェアハウスよりかなり高くなる
- 2. 家具・家電を自分で用意する必要がある
- 3. モノが増えるので、引っ越しは大変になる
- 4. 水回りの清掃やゴミ出しなど自分でする必要がある
- 5. 自分で電気・水道・ガス・ネットなどを手配する必要がある
家賃は基本的にシェアハウスより高くなりますし、家具家電も全て自分で用意する必要があるので、その分モノを買い揃えるのにお金がかかります。
敷金や礼金、仲介手数料などがかかる物件だと、引っ越しの初期費用はトータルでみると一気に跳ね上がります……。
シェアハウスだと10〜20万円以下で余裕で引っ越しできますが、一人暮らしは50〜60万円ほどは見積もっておいた方がよいでしょう。
またシェアハウスから一人暮らしに切り替えて地味に面倒だったのは、電気・水道・ガス・ネットなどを自分で手配する必要がある点ですね。
シェアハウスだとすべて決まっていることがほとんどなので、自分で管理する必要はないので楽です。
あと当たり前ですけど、一人暮らしは自分でトイレやお風呂などの掃除やゴミ出しなどをする必要があります。シェアハウスは週1回〜程度、専用のクリーニング業者の人がやってくれたりするのでそのあたりも助かりましたね。
シェアハウスと一人暮らしに向いている人・いない人
上記で紹介したメリットやデメリットを踏まえて、シェアハウスと一人暮らしそれぞれの向いている人、向いていない人をまとめていきます。
まずはシェアハウスから!
シェアハウスが向いている人・いない人
シェアハウスが向いている人
シェアハウス向きの人は下記ですね。
やはり費用をとにかく抑えたい人や、人との交流を望んている人は向いているかなと思います。
- 生活コスト、初期費用をとにかく抑えたい人
- モノを持たないシンプルな暮らしをしたい人
- 生活拠点を固定したくない人
- 孤独に弱く一人暮らしだと寂しすぎる人
- 色々な人と出会ったり交流したり、人脈広げたい人
- 共同生活に慣れている、多少の細かいことは気にしない人
また共同生活になるので、多少の不便や細かいことにいちいち気にしていたらキリがないです。
少なからず神経が図太い人はシェアハウス生活を楽しめるかなと思います。
シェアハウスが向いていない人
一方で、細かいことがいちいち気になる人、繊細過ぎる人はシェアハウス生活がストレスになる可能性があります。
- 人と水回りを共有したくない人
- 細かいことが気になりストレスになる人
- 自分の生活リズムを乱されることに我慢できない人
- 人との交流がストレスになる、交流を望んでいない人
キッチンやお風呂など、自分の好きなタイミングで使えないのがどうしてもヤダ、水回りを共有したくない!という人もシェアハウス向きではないかなと(ちなみに水回りやキッチンが部屋についているシェアハウスも探せばありますが、家賃はもちろん高いです)。
一人暮らしが向いている人・いない人
続いて、一人暮らしが向いている人、向いていない人についてまとめていきます。
一人暮らしが向いている人
シェアハウスと比較し、一人暮らしは初期費用や家賃は高くなります。前提として、それでも金銭的に問題無い人である必要があります。
その上で自分の生活ペースを他人に崩れさずに、自由に生活したい人、絶対に共同生活をしたくない人は一人暮らしにしておきましょう。
- 初期費用をある程度用意できる(目安:50万円前後)
- 自分のペースで落ち着いて生活したい人
- ひとりの時間・空間を大切にしたい人
- 自分の好きな家具や家電で部屋を整えたい人
- 共同生活は絶対ムリな人
- 水回りを共同利用したくない人
あと水回りの綺麗さを重視する人も、一人暮らしの方が基本的には無難ですね。シェアハウスによっては頻繁に清掃が入ったり、住人のモラルが高い家賃相場の高い物件であれば、あまり問題にならないケースもあります。
しかしコスト重視で安い物件にすると、残念ながら水回りが汚くなるケースが多いですね……。
一人暮らしが向いていない人
一人暮らしが全く向いていない人はそこまで多くない印象ですが、下記の3つに当てはまる人はどちらかというとシェアハウス生活の方が楽しめるかなと思います。
- 引っ越しの初期費用や家賃をあまりかけられない人
- 住む場所を転々としたり、気軽に引っ越ししたい人
- 孤独に弱すぎて、寂しがりやな人
前述の通り一人暮らしはそこそこコストがかかるので、予算が全くない人は向いてないですね。一人暮らしを辞めるか、シェアハウスでコストを抑えて生活することを推奨します。
ある程度生活に余裕を持てるようになったタイミングで、一人暮らしに切り替えると良いです。
またアドレスホッパーのように、定期的にもしくは頻繁に住む場所を変えたい人や、引っ越しを気軽にしたい人は一人暮らしは向いてないです。シェアハウスなら気軽に場所を転々とできるので、そちらをおすすめします。
極端に孤独耐性がない人も、一人暮らしよりシェアハウスの方が生きやすい可能性があります。
特に最近がリモートワークできる企業も増えているので、基本リモートワークする予定で一人暮らし、かつ孤独に弱いと結構メンタル的にしんどくなる人も多いです。
シェアハウスと一人暮らしの比較まとめ
最後にシェアハウスと一人暮らしの比較を、ざっとまとめてみましょう!
物件や部屋などによってくるので全てのシチュエーションで当てはまる訳ではありませんが、おおよそこんな感じです。
シェアハウス | 一人暮らし | |
---|---|---|
コスト | かなり安い | 高い |
家具・家電 | 基本的にある | ないので自分で全て用意 |
人との交流 | ある(※物件や住人次第) | ほぼない |
生活の自由度 | たまに制限がある(※物件次第) | 高い |
生活のストレス | 時々ある(※物件や住人次第) | あまりない |
清掃 | 清掃業者がやってくれる | 自分でやる |
移動・引っ越しの手軽さ | 簡単 | 面倒で大変 |
向いている人 | ・生活コストや初期費用を抑えたい人 ・人と交流したい人 ・細かいことを気にしない人 ・生活拠点を固定したくない人 | ・安さより自由さや落ち着きを重視する人 ・ひとりの時間や空間を大切にする人 ・水回りなどを共有したくない人 ・好きな家具・家電を揃えたい人 |
初期費用や家賃を抑えたり住人と交流したいなら、シェアハウスはおすすめの選択肢です。
それよりも日常生活を自分のペースで自由に暮らしたいなら、ひとり暮らしが良いかなと思います。
おすすめな物件検索サイト・不動産会社
最後に実際に使ってみて良かった、シェアハウスや一人暮らしでおすすめな不動産会社・物件検索サイトを紹介しておきます。
シェアハウスでおすすめな検索サイト・運営会社
シェアハウスの検索サイトや運営会社によっては、掲載しているシェアハウスの特徴が異なっています。ご自身の要望によって、サイトを使い分けるとよいかなと思います。
敷金礼金・連帯保証人不要で家具家電付き、物件数も多く設備もキレイなことが多い。圧倒的にコスパが良い!運営の質もバラツキが少ない。
(2)ユニークな物件が多数掲載!ひつじ不動産
オシャレでコンセプトのあるシェアハウスが多数掲載されている検索サイト。運営会社はシェアハウスごとで異なる。
(3)共有スペースが豪華!ソーシャルアパートメント 公式サイト
家賃高めだけど設備が充実している、住人と交流したいハイクラス向けのシェアハウス。お財布に余裕がある人におすすめ!
(4)東京で家賃が3万円~!シェアドアパートメント
初期費用3万円のみ、敷金・礼金・仲介手数料0円、全室個室で、家具家電付き。コスト重視の人向けなシェアハウス。
(5)国際体験できる!ボーダレスハウス
とにかく国際交流したい人向けなシェアハウス。
なんだかんだでオークハウスは物件もそこそこ良くて価格も安く、大手のため運営体制の質もバラツキが少ないのでおすすめですね。
おすすめなシェアハウス検索サイトや運営会社については、下記記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
【厳選】シェアハウスでおすすめな人気検索サイト・運営会社5選まとめ
一人暮らしでおすすめな検索サイト
一人暮らしでおすすめな検索サイトは下記です。大手の大規模検索サイトと、テーマごとの検索サイトそれぞれを使い分けてみると良いです。
大規模サイトは、とくかく掲載物件が多いのがメリット。一方でテーマがある検索サイトは、住みたい物件イメージが固まっていれば良い物件を探しやすいです。
利用はすべて無料なので、良い物件の取りこぼしがないように色々登録して探してみると良いですよ。
(1)ietty(イエッティ)
スマフォでチャット形式で物件を探せるサービス。希望条件を指定しておくと、定期的におすすめ物件をチャットで紹介してくれるので結構便利でした!チャットでそのまま相談もできます。
(2)キャッシュバック賃貸
入居が決定すると、引越し祝い金が必ずもらえるお得なサイト。物件数は業界でも最大級で、全国の賃貸マンションやアパートを多数掲載しています。
(3)SUUMO(スーモ)
リクルートが運営する不動産情報の総合サイト。物件数がとくかく多く検索もしやすいです。
【コンセプトサイト】
(4)goodroom
おしゃれな物件・デザイナーズ物件をメインに掲載しているサイト。部屋の写真も綺麗で説明も詳しく、検索機能も充実しています。個人的におしゃれな部屋選びなら絶対おすすめするサイトです!
(5)リノベ百貨店
都内、神奈川、千葉、埼玉のリノベーション物件に特化したサイト。キレイにリノベーションされ、かつ個性的な賃貸物件をメインに紹介しているので、見ていて楽しくなります。
一人暮らし向けの賃貸検索サイトについては、下記記事も参考にしてみてくださいね。
オシャレなデザイナーズ賃貸物件におすすめな検索サイト7選【一人暮らし向け】
【まとめ】理想の生活像に照らし合わせて選択しよう!
ここまでシェアハウスと一人暮らしのメリット・デメリットを比較してみました。
それぞれ一長一短があるので、ご自身の要望や状況、どんな生活をしたいのかをまず考えてみることをおすすめします。その時に、シェアハウスに住んだ場合はどうなるか、一人暮らしの場合はどうか、具体的にリアルな生活イメージを思い浮かべてみると良いです!
その上でシェアハウスと一人暮らしどちらが自分に合っているのか、改めて検討してみましょう!
最後に改めて今回のまとめです。
【シェアハウスが向いている人】
- 初期費用や家賃を抑えたい人
- 人と交流したい人
- 細かいことがあまり気にならない人
- 生活拠点を固定したくない人
【一人暮らしが向いている人】
- 自分のペースで自由に落ち着いて暮らしたい人
- ひとりの時間や空間を大切にする人
- 水回りなどを共同利用したくない人
- 好きな家具・家電を揃えたい人
シェアハウスのメリットやデメリットをもっと詳しく知りたい方はこちら ↓↓
シェアハウスに住むメリット・デメリットまとめ!シェア歴6年の経験者がリアルを語る
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