シェアハウスに住むメリット・デメリットまとめ!シェア歴6年の経験者がリアルを語る

やすのり
こんにちは!「Tekito style」を運営しているやすのり(@98nasi_nori)です。普段は都内でWebディレクター/マーケターなどをしています。シェアハウス歴は6年ほど。
悩める人
これから引越しを考えているけど、シェアハウスって実際どうなの?トラブルとかもないのか気になる……。

本記事ではそんな方に向けて、シェアハウス歴6年の僕がリアルなシェアハウスのメリット、デメリットをまとめてお伝えしていきます。合わせてシェアハウスに向いている人、おすすめな検索サービスもご紹介します

シェアハウスに住むべきか否か、またどういうサービスを使えば良いのかを判断できるはずです。

シェアハウスに住むメリット

シェアハウスのメリット

さっそくシェアハウスに住むメリットを確認していきましょう!

【まとめ】シェアハウスのメリット
  • 1. 家賃が安い!光熱費やネット代込みの場合も
  • 2. 敷金・礼金0円で初期費用を抑えられる!
  • 3. 家具家電付き!物を持たないシンプルな暮らしができる
  • 4. 気軽に引越しができる
  • 5. 住人との出会いや交流を楽しめる
  • 6. 水回りの掃除を定期的にしてもらえる
  • 7. 共有設備を活用できる!

1. 家賃が安い!光熱費やネット代込みの場合も

シェアハウスのメリットは、とにかく家賃やランニングコストが安いことです

一般的な相場より家賃が数万ほど安いことに加え、水道光熱費やインターネット代も含まれていたり、安めの固定価格だったりします。

以前僕は東京中野でシェアハウスをしていたのですが、そこで一人暮らしをするとなると月の家賃相場は8〜9万円くらい。これに水道光熱費やネット代、管理費などが加わる感じですね。

ですが住んでいたシェアハウスの家賃は6万円ほど(水道代+インターネット代込み)。プラスで管理費6,000円と光熱費全て込みで、トータル7万円くらいでした。

こう見ると、月々のコスト的にはかなり抑えられるのかなと思います。

2. 敷金・礼金0円で初期費用を抑えられる!

シェアハウスは、敷金・礼金が基本的にかからないケースが多いです。物件や不動産会社によっては、仲介手数料がないこともあります。

実際に引っ越そうとすると、敷金と礼金それぞれで1ヶ月分の家賃と同じ費用がかかったりします。敷金礼金、仲介手数料などは、できれば抑えたいところですよね。

こういうのがかからないので、引越し時の初期費用をかなり抑えることが可能です

シェアハウスは、元手となるお金がなくても気軽に引越しやすいですよ!

3. 家具家電付き!物を持たないシンプルな暮らしができる

シェアハウスのメリット

シェアハウスは室内にベットや小型冷蔵庫、テレビなど、生活に必要な家具家電が最初から揃っています

食器や電子レンジ、炊飯器などキッチン器具、大型の冷蔵庫、洗濯機、乾燥機などは共有スペースに置いてあるケースが多いです。もちろん、物件によって最初から置いてあるモノは異なりますが。

ですので、引越し時に一人暮らしに必要な物資が何も揃っていなくても、いきなりシェアハウス暮らしを始めることが可能です!大型家電を買い揃えるための費用も必要ありません!

モノや住居など、シェアする暮らしは最近だと当たり前になってきました。僕はできる限りモノを持たず、常に身軽でいたいのでシェアハウスに長らく住んでいますが、普通に快適な生活ができていますね。

4. 気軽に引越しができる

シェアハウスは初期コストがあまりかからず、家具や家電もついており、入居審査も基本的には大変ではありません。引越しをしたいタイミングで、気軽に引越すことが可能です

僕は浅草、青葉台、中野などなど、都内を中心にシェアハウスを転々としています。仕事も基本的にリモートワークなので、思い切って地方や海外に拠点を移すことも場合によっては可能です。

こういう風に身軽に住みたい地域に住むことができるのは、シェアハウスのメリットかなと思います

5. 住人との出会いや交流を楽しめる

シェアハウスでの交流

シェアハウスにはラウンジや大きめのキッチンなど共有スペースがあることが多く、そこで住人と交流することが可能です

シェアハウスによっては外国人と交流できたり、エンジニアやクリエイター専門など職種に特化しているなど、コンセプト型のハウスもあります(男性との交流が不安な方は、女性専用のシェアハウスもあります)。

そういうところでは基本的に交流したい人が集まってくるので、定期的に飲み会などの交流会が自主的に開催されたり、一緒にゲームしたり、仲良くなると休日一緒に遊びに行くことも。面白い人や、普段出会えないようなタイプの人ともたくさん出会えます!

僕が浅草の国際シェアハウスに住んでいた時は、毎晩のようにパーティが開かれてました。そこで知り合った人と一緒にサーフィンしに行ったりと、シェアハウスを離れた今でも交流があります。

そういうのは参加しているとめちゃ楽しいのですが、静かに過ごしたい時はうるさく感じることも……。そのあたりはデメリットでもお伝えします。

6. 水回りの掃除を定期的にしてもらえる

シェアハウスではトイレやキッチン、お風呂などの水回りの施設は共有スペースに設置されるケースが多いです。場合によっては個室内にキッチンだけ設置されていたり、すべて揃っているリッチなシェアハウスもありますが。

そのような共有スペースにある設備は、定期的に清掃の人が来てキレイに掃除してくれます

一人暮らしをすると、トイレ掃除とかお風呂掃除って正直かなり面倒くさいです。そういうのをすべてお任せできるので、とっても楽ちんなんですよね。

ちなみにトイレットペーパーとかも勝手に補充されるので、僕はほとんど自分で購入したことがないです。

7. 共有設備を活用できる!

シェアハウスには、物件次第では豪華で広いラウンジやキッチンがついているところもあります。

中にはビリヤード台や楽器の演奏スペース、シアター、ジム、コワーキングスペース、カフェなどが併設されていることも……!

一人暮らしだと、自分の家で使えないような施設があると生活のクオリティや幅もグッと広がります。

そうした共有設備を生活の中で楽しめるのも、シェアハウスのメリットですね。

シェアハウスに住むデメリット

続いて、シェアハウスに住むデメリットについてもご紹介していきます。

【まとめ】シェアハウスのデメリット
  • 1. 価値観の合わない人・モラルの低い人がいる
  • 2. 共有スペースを自分のタイミングで使えないことがある
  • 3. 騒音などのトラブルも
  • 4. 思ったより交流がないシェアハウスもある
  • 5. 何だかんだ人間関係に気を使う

1. 価値観の合わない人・モラルの低い人がいる

シェアハウスで最大のデメリットはこれですね。物件次第では価値観が異なるというか、ストレートに言えばモラルの低い方がいるのは結構ストレスでした

相当レアケースかなとは思いますが、とある物件ではかなり年配のおじさん(というかおじいちゃん)がシェアハウスにいて、トイレをめちゃくちゃ汚すことがありました……。どうやったらそんなに汚れるの?という汚し方をするので、トイレの使い方をイチから叩き込んでやろうかなと思うほど。

女性が多いシェアハウスではお風呂場で髪を詰まらせたまま放置する人とか、多国籍なシェアハウスでは使ったお皿を洗わないでキッチンに放置するケースが時々ありましたね。

こういう場合は直接本人に言うとトラブルになったりするので、管理会社やオーナーに相談すると良いです。

最もよい対策はそれなりに家賃が高めだったり、入居審査が厳し目のシェアハウスに行くことですね。住んでる人のモラルが良い率が高くなるので……。価格重視で安すぎるシェアハウスに行く時は要注意です!

2. 共有スペースを自分のタイミングで使えないことがある

シェアハウスのキッチン

キッチンやトイレ、お風呂など共有スペースを使おうとした時に、自分の好きなタイミングで使えないことがあります。このあたりはシェアハウスのデメリットですね。

個人的に一番困ったのは洗濯機とお風呂です。洗濯してから外出しようかなーと思ってたらすべて使われていたり……。そういう場合に自分の予定を調整したりするのが、なかなかストレスでしたね。

住人それぞれ生活リズムが異なるので、意外とバッティングすることは少なかったりはしますが。

住人があまり活動しない時間帯に狙って使うとか、そもそも洗濯機など共有施設が多いシェアハウスに住むとか、気になる方はそういう工夫をすればなんとかなる部分ではあります。

3. 騒音などのトラブルも

シェアハウスでのパーティ

共有ラウンジの真横や真上に部屋があると、場合によっては飲み会や交流会が騒がしいということがあります

僕が住んでいた国際交流シェアハウスでは、共有ラウンジで定期的にパーティがあって、僕はその真横の部屋に住んでいました(笑)。一緒に盛り上げっていると楽しいけど、早く寝たい時はうるさくてしんどかったですね。無い物ねだりですが……。

ちなみに僕は学生の時、シェアハウスの4人部屋でルームシェアも一時期していました。

その時ルームメイトだったアメリカ人のJ-cob(仮名)は120kgの巨漢で、寝返りを打つたびに2段ベッドが激しく揺れたり、いびきが半端なくなかなか寝れない状態でした。

彼はめちゃくちゃいいヤツで仲良かったので、なんだか許せたのですが、基本耳栓をして対応していましたね。

4. 思ったより交流がないシェアハウスもある

シェアハウスには盛り上げっているシェアハウスと、盛り下がっているシェアハウスがあるんですよ

交流に意欲的な人が集まれば盛り上がってくるのですが、消極的な人が多いと静かで全く交流のないシェアハウスになったりします。挨拶しかしない関係だったり、挨拶すらしないなんていうハウスも……。

それは場所によっても異なりますし、その時いるメンバー次第でも変わります。

テラスハウスみたいに交流を求めてきたのに、全然想像と違うなんとことにならないように、事前に下見をして普段の雰囲気を感じ取れると良いかなと思います。

5. 何だかんだ人間関係に気を使う

シェアハウスなので、何だかんだ住人に対して気を使うことも事実です。全く気にしない人もいますが、過度に気を使ってしまうタイプだとしんどいかもしれません。

交流会をしていたら一応顔出しに行ったり、キッチンを使おうとしたら他のメンバーが盛り上がっていて地味に入りにくかったり……。そういうことはまぁありますね。

そもそも交流したくない人は共有ラウンジに行かなくても全然良いですし、施設によっては一切共有スペースを介せず生活できる構造になっているケースもあるので、そこも事前に確認できると良いでしょう。

実際全く共有スペースに来なくて「あれ誰なんだろう……?」みたいな人もいるので、そこは自分のモチベーション次第でコントロールできると良いのではと思います。

シェアハウスに向いていない人・向いている人

シェアハウスはデメリットもありますが、何だかんだでメリットが上回るのかなとは思います。ただ人によってはデメリットが大きく感じてしまう人もいるので、結局は向き不向きが人によってあります。

下記にシェアハウスが向いていない人、向いている人をざっとまとめてみたので参考にしてみてください!

シェアハウスが向いていない人

  • 人と水回りを共有したくない人
  • 細かいことが気になりストレスになる人
  • 自分の生活リズムを乱されることに我慢できない人
  • 人との交流がストレスになる、交流を望んでいない人

やはりシェアハウスは共同生活なので、そうしたことが苦手だったり、ちょっとしたことも気になり過ぎる繊細な人はシェアハウスは向いていないかなと思います。

キッチンや水回りについては、やや家賃が上がりますが個室内についているシェアハウスもあります。その場合はシェアメイトに汚されることもないですし、偶発的に交流が発生することもないので、探してみると良いかなと思います!

シェアハウスが向いている人

  • 生活コスト、初期費用をとにかく抑えたい人
  • モノを持たないシンプルな暮らしをしたい人
  • 生活拠点を固定したくない人
  • 孤独に弱く一人暮らしだと寂しすぎる人
  • 色々な人と出会ったり交流したり、人脈広げたい人
  • 自分で水回りの掃除をしたくない人
  • 多少の細かいことは気にしない人
  • 共同生活に慣れていたり、ゲストハウスが好きな人

色々書きましたが、生活コストを抑えつつ、人と交流するのが好きだったり、細かいことはあまり気にしない・スルーできる人はシェアハウスに向いているのかなと思います!シェアハウス生活を楽しめるはずです!

シェアハウスのおすすめ検索サイト

シェアハウスが向いているなと感じた方は、下記2つのシェアハウス検索サイトがおすすめです。

シェアハウス日本最大手!オークハウス

シェアハウス日本最大手!オークハウス
Photo by:オークハウス公式サイト

オークハウスはシェアハウス日本最大手の会社でコスパも良くおすすめです

オークハウスで紹介している物件は、敷金礼金・連帯保証人不要で家具家電付き、インターネット接続料が込みとかなりお得です。10万円以下で入居可能。僕も新卒の時に1年間お世話になりました。

物件予約もWEBサイトで完結します。定期的に担当者さんが見回りに来てくれるので、備品や設備について相談できたりととても助かりました!

物件によっては安いのにかなりオシャレだったり、大型レジデンスでは設備もラウンジやカフェスペース、ジムなどがついていたりとなかなか立派です

また外国人の人もたまにいて、国際交流もできたりしましたよ。僕が滞在していたところは15人くらいで、日本人が多かったのですが、その他に台湾、ニュージーランド、カナダの人が滞在していましたね。

場所によっては交流も盛んだったりするので、住人さんと結構仲良くできました!

コスパよく、交流も楽しみたい人はおすすめなシェアハウスです。

オークハウス 公式サイト

ユニークな物件が多数掲載!ひつじ不動産

オシャレオモシロフドウサンメディア ひつじ不動産
Photo by:ひつじ不動産公式サイト

ひつじ不動産は、オシャレなシェアハウスを多数紹介しているシェアハウスの総合メディア(※ 不動産会社ではありません)。

ユニークでコンセプトのあるシェアハウスを探す人におすすめのサイトですね!実際に僕もここでシェアハウスを探して、入居しました。

全ての掲載物件を訪問・撮影していて、シェアハウスを詳細に紹介する記事が見られるのがありがたいです。周辺情報や運営会社さんとかの情報もまとまっているので、とても参考になります。実際に住むイメージが湧いてきます。

申し込むと、物件を管理している各々の不動産会社とやりとりする流れです。ですので対応の良し悪しなどは不動産会社によってきますね。

ひつじ不動産 公式サイト

おすすめなシェアハウス検索サイトや運営会社については、下記記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

【厳選】シェアハウスでおすすめな人気検索サイト・運営会社5選まとめ

シェアハウス以外で、コスパよく一人暮らしできるサービス

人間関係を避けつつ家具家電付きの個室で、価格を抑えて気軽に引越ししたい人は、下記のサービスがおすすめです。

コスパ良く住めるサービス
(1)レオパレス21
みなさんお馴染みのレオパレス21。全ての物件ではないのですが、家具・家電付き、仲介手数料・敷金不要な物件が多数あります!室内も結構普通に良い感じです。家賃はだいたい相場前後。全国の豊富な物件から空室をリアルタイムで検索できますよ。

(2)OYO LIFE
好きな時に、好きな期間、好きな物件に滞在できるサービス。初期費用0円、敷金・礼金、仲介手数料が無料、家具家電、WiFi完備。無駄な手続きなしで、ホテルを予約するように日付と期間指定でスマホで簡単に物件を契約できます。

シェアハウスが難しければ、上記のサービスでお得に一人暮らしができるのでぜひチェックしてみてくださいね。

【まとめ】シェアハウスはコスパ良し&交流も楽しめるメリット多数!

シェアハウスのデメリット

向き不向きはあるかなと思いますが、シェアハウスは何だかんだでメリットは大きいかなと思います。

特にリモートワークや在宅ワークなどが増えている昨今、一人暮らしで家で仕事しているとなかなか寂しかったりします(笑)。僕はかなり寂しがり屋なので、シェアハウスでの交流はとてもありがたい限り。

ということで最後に、シェアハウスのメリットを改めてまとめておきます。

【まとめ】シェアハウスのメリット
  • 1. 家賃が安い!光熱費やネット代込みの場合も
  • 2. 敷金・礼金0円で初期費用を抑えられる!
  • 3. 家具家電付き!物を持たないシンプルな暮らしができる
  • 4. 気軽に引越しができる
  • 5. 住人との出会いや交流を楽しめる
  • 6. 水回りの掃除を定期的にしてもらえる
  • 7. 共有設備を活用できる

引っ越しや生活コストを抑えたい人や、モノを持ちたくない人、交流したい人はぜひシェアハウス暮らしを検討してみて下さいね。

おすすめなシェアハウス検索サイトや運営会社の詳細 ↓↓
【厳選】シェアハウスでおすすめな人気検索サイト・運営会社5選まとめ

シェアハウスの選び方のコツはこちら ↓↓
失敗しないシェアハウスの選び方!7つのコツや基準をシェア歴6年の経験者が解説

そもそもシェアハウスと一人暮らしを迷っているという方はこちら ↓↓
もう迷わない!一人暮らしとシェアハウスどっちがいいか比較してみた

ABOUT US
やすのり
マーケター/ プロダクトマネージャー(@98nasi_nori )。ときどき旅人な91年生まれ。早稲田大学卒。都内ベンチャー企業にてマーケティングマネージャー、WebプロダクトのUI/UX改善の企画・PMなど担当。フルリモート勤務。もともとWebライター・編集者。開発やデザインも細々と勉強中…。学生時代は1年間の世界一周経験あり(過去約40ヶ国訪問)。お気に入りの国はベトナム、モロッコなど。好物は家系ラーメンとタピオカ。趣味は温泉とコワーキング巡り。
プロフィール詳細