ライター初心者向け!仕事を依頼されるライターになる13のスキル【Web編集者が解説】

ライティング
Yasu
こんにちは、「Tekito+Style.me」を運営しているYasu(@98nasi_nori)です。普段は都内のベンチャー企業でWebディレクターをしていますよ。

最近ライターになりたいという人が増えていますよね。コンテンツマーケティングがもはや当たり前になりWebメディアが乱立する中で、ライターの需要も高まっています。またクラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシング系のサービスも広まり、誰もが気軽にライターへの一歩を踏み出せる環境が整ってきています。

その一方で、企業や編集者が求めるスキルを持つライターの数はかなり少ない印象です。僕も編集者として海外関係のメディア運営をしているので、日々多数のライターさんとやりとりしていますが、ライターと一口にいってもそのレベルは上から下までピンきり。「この人と仕事したい!」と思える方は滅多にいないです。

ということで本記事では、ライター初心者の方もしくはこれからライターになりたい方に向けて、仕事を得るために必須なスキルと、持っていると強みになるスキルを合わせて13個共有したいと思います

どんなライターが求められるのかは、メディアの特性やその時の戦略次第ではあるかなとは思いますので、あくまで一例として参考にしていただければと!

仕事を依頼されるライターが持つ13のスキルとは

仕事を依頼したくなるライターになるには、主に以下のスキルがあると良いです。いきなり全ての要素を満たすことは相当難しいので、少しずつステップしてスキルを磨いていくべきです。

ライターとして必須なスキル
1. コミュニケーション力
2. スケジュール・タスク管理力
3. 構成作成力
4. 文章表現力
5. リサーチ力
6. オリジナルな体験や専門知識
7. 企画・提案力
ライターとして重宝される+αなスキル
8. 写真撮影スキル
9. 簡単なデザインスキル
10. SEOの知見
11. HTMLへの理解とマークアップ
12. 拡散力(SNSでのフォロワー数など)
13. 様々な記事タイプへの対応力

ということで、1つ1つ確認していきましょう。

ライターに必須なスキル

まず、ライターになる上で「必須」であるスキルから解説します。

1. コミュニケーション力

まず最低限持つべきだと思うスキルは、ライティング力よりコミュニケーション力です。そもそもこの下地がないと、いくらライティング力が高くてもライターとして仕事を依頼できないです。

記事内容や進め方に関して変更があれば、最低限の報連相(報告、連絡、相談)ができること、また編集部側から連絡が来たらできれば当日、少なくとも翌日には何かしら返信するなどレスポンスが早いとしっかりしているライターさんだなとかなり好印象ですね。仕事を獲得するには、まず即レスを心がけましょう

編集部側から催促をしないと、自分から全く連絡をしないライターさんも結構多いです。たまに仕事を依頼している途中で、何かしらの事情があったのか気分が変わったのか分かりませんが、一切の連絡が途絶えるフリーの方もいらっしゃいます。これはもう完全にアウトですね……。

また依頼通りの内容に仕上げる(テーマや構成、指定文字数、その他必要事項を満たすなど)こと、もし記事の修正が発生した場合に修正の意図を理解してしっかり直すなど、そのあたりのコミュニケーション力も高いとそれだけでも仕事を依頼したくなります(このあたりは編集部側でしっかりできていない場合もありますが……)。

また例えばインタビュー記事などで対話をしながら相手の話を聞き出すなど、対面でのコミュニケーション力も高いと活動の幅が広がるので尚良いかなと思います。

補足:ビジネスメールについて
地味にですが、メールの文面にも気をつけることができるとベターです。たまに「こんにちは!よろしくお願いします!」だけのようなメールを送ってくる方がいらっしゃいますが、それだけでかなりマイナスな印象です。特に学生のライターさんや主婦の方などに多いです。これからしっかりやりとりできるのかなと、編集側はかなり不安になります。

もちろんチャットでのやりとりや、ある程度知り合いなどであれば全然OKですが、初見でいきなり上記のメールを送るのは止めておきましょう。

2. スケジュール・タスク管理力

スケジュール・タスク管理力

次に上記のコミュニケーションと被るところもありますが、タスクの管理など最低限ビジネスの基礎力は持つべきかなと思います。社会人経験がある方はそこまで問題ないかなと思いますが、学生ライターの方などは意識して欲しいです。

ライティング案件のスケジュール(受注日や納品、修正期限など)を把握しその通りに実行できるよう、プライベートやその他の仕事(ライティング以外でも活動していれば)も含め、スケジュール調整やタスク管理を自分でしっかりできることが必要です。もし予定日通りに納品することが難しければ、相談は必ずしましょう。自分の信用を失うことになります。

タスク管理のツールはスプレッドシートやTrello、メモ帳、Gmailなど、色々あるのでご自身でも調べてみて下さいね(また別の機会にまとめさせていただきます!)。

3. 構成作成力

構成力とは、記事の構成をつくるスキルのことですね。記事構成はプロットとも言いまして、一言で言えば記事の設計図のこと。

記事を書き始める前に、その記事は誰の、どんな課題を、どのように解決するのか、その方向性を定めます。それに沿って具体的にどのような記事内容や要素があればいいのか、またどの順番で内容を組み立てていけば一番読者に伝わりやすいか、など記事全体の設計を考えることです。

例えば超簡単な例を出すと以下のようなイメージです。

## 導入文
## ステップ1 : 記事テーマを決める
## ステップ2 : 必要な要素を洗い出す
## ステップ3 : 構造化する(プロットを考える)
|— 要素の並び替え
|— 内容・要素の客観性について
|— 優先順位をつけて、軽重を考える
## ステップ4 : 文章表現の調整
|— 半角英数
|— 主語、述語のズレ
## まとめ・結論

記事の構成は編集部から指定されることも多々ありますが、自分でもしっかりした記事構成をつくれると、ライティングの速度も質も上がります

また記事構成をもとにただ書くのではなく、自分でもなぜこの記事構成なのか理解できれば、編集部側とライティングを本格的に始める前に内容や方向性のすり合わせができます。後々の修正作業も少なく済むでしょう。更に構成が固まっている記事案件だけでなく、企画段階から入ることも場合によっては可能ですので、仕事の幅を広げるきっかけになるかもしれません。

個人的には、記事を書くならまずは構成作成力を鍛えるべきかなと思います。そもそも全体の構成の筋が通っていないと、細かい文章表現がいくら上手くても良い記事にはならないので。構成から練れるライターさんは重宝されるかなと思います。

記事構成のつくり方や考え方については、SEO視点での構成作成となってしまうのですが下記記事も参考にしてみて下さいね。

ライティング・編集

SEOで上位表示を狙える!記事構成(プロット)を作成する5つのポイント

2018-04-28

4. 文章表現力

記事を書くのであれば、記事構成力はもちろんですが文章表現力もライターにとって不可欠です。まずはターゲットとなる読者目線で、盛り込む内容を分かりやすく、論理的に伝えることができると良いですね。

各見出しごとの内容だけでなく、導入文やまとめの文章の書き方、タイトルや見出しの付け方、細かいところだと文末や文節の重複表現や主語述語のねじれはないか、文章同士のつなぎ方など、ライティングは奥が深いです。

また編集部が指定する表記ルール(半角英数や漢字の閉じ開きの統一など)を守っているかなど、細かいところもしっかり調整できると、評価を上げるライターになれるはず。

記事の書き方や表現などについては以下記事も参考に↓↓

ライティングの方法

ライター初心者必見!伝わる記事の書き方7つのコツ【完全保存版】

2017-10-28

5. リサーチ力

記事を書く上で欠かせないのが、この情報収集力。ネットを利用して記事内容についてのリサーチができることはもちろん、実際に現地に足を運んで取材やインタビューをしたり、人脈があるなど独自の情報にリーチできれば、それだけで他のライターさんとかなり差別化できます。

そのためには日々の情報感度を高め、いざとなれば検索やSNSなどネットを活用して情報収集をすばやく的確にこなせるスキル、そして地道に取材するだけの行動力などが必要になりますね。

記事執筆にあたり、地道なリサーチを事前にしっかりこなせるライターさんはとても貴重ですね。

6. オリジナルな体験や専門知識

上記のリサーチと被る面もありますが、メディアが求める体験・知識をライターさん自身がもっているとベストです。

例えば旅行系のメディアであれば豊富な旅行体験、医療系のメディアであれば医療や関連する法律の専門知識、技術系のメディアであれば開発経験や開発スキルなど、ライター自身に体験や知見があるとメディアとマッチしやすいかなと思います。

一定の分野について広く深い経験をし、高い専門性や豊富な知識、それに対する独自のオピニオンを持っていれば、内容次第では単価の高い案件を獲得できる可能性があります

ライター初心者の方は、自分が提供できるものは何か、自分なりに過去の経験を色々と棚卸しをしてみると良いのではないでしょうか。個人の体験はかならず自分だけのオリジナルな体験として発信できます。伝え方や切り口次第なので、自分にはそんな価値がないと思わずぜひ考えてみて下さい。

ちなみに専門知識や体験を持っていて、かつライティングスキルが高い人はかなり希少種な印象です。

7. 企画・提案力

ライターとして活動するには、時に記事の企画や提案力が求められることもあります。最初は編集部から提示されたテーマに基づいて記事を書いていても、次第にネタが尽きたりなどでライターさんに記事テーマについての相談が来るケースはままあります。

そうした時のために、常に関連領域において好奇心を持ち、アンテナを貼っているといいですね。ネタを自ら集めストックし、いざとなればさっと提案できると株が上がりますよ。

また最初からライターさん側からメディアに企画を提案して案件を獲得する場合もあるでしょう。

その場合よくある残念な例としては、企画を持ち込むメディアにとってまったくメリットにならないような提案をしてくるライターさん。こういう記事を書きたい!というのは分かるのですが、その記事がそのメディアにとって、またメディアの読者にとってどんなメリットがあるのか、という視点がすっぽり抜け落ちているのです

企画を考える際は、メディアの属性にマッチした企画を持ち込むことは前提条件で、かつ誰のどんな課題を解決する記事なのか、そこにどんなメリットが読者とメディアにあるのかという点を事前にしっかり考え抜いておくと良いですね。

ライターとして重宝される+αなスキル

以下からは必須というわけではないですが、「持っているとより重宝される+αなスキル」です。以下のスキルを持っているライターさんは多くはないので、持っているだけで仕事を得る上でかなりプラスに左右するかなと思います。ライター初心者の方は参考程度にしていただければと思います。

8. 写真撮影スキル

写真撮影スキル

写真撮影のスキルに関しては、正直ライターとして活動するならマストよりなスキルな気がします。自身の体験ベースで書く記事はもちろん、取材する場合にもライターさん独自の写真は必須です。構図を意識して、かつ映りのキレイな写真を撮れるとベストですが、案件によっては素人感のある写真が良い場合もあります。

いざ記事にしようと思っても写真がなくて難しい場合もあるので、基本的にライターとして活動するのであれば、記事ネタになりそうなものは全て撮るスタンスでいましょう

9. 簡単なデザインスキル

簡単なデザインスキルというのは、例えば記事のアイキャッチ画像を作成できたり、Photoshopなどで記事で利用する画像の補正ができたりなど。これができるライターさんはかなりありがたいですね。デザインの基礎力があれば、写真撮影のときも活かすことができ一石二鳥です。

画像の加工・編集でおすすめしたい無料ツールはこちらの記事も参考に! ↓↓

画像編集ツールまとめ

これで十分!かんたんに画像加工・編集できる無料ツール厳選5選まとめ

2019-03-30

10. SEOの知見

これは案件次第かなと思いますが、SEOの知識がありかつSEOを加味したWebライティングができると、それだけでかなり重宝される存在になれるでしょう。勉強しておいて損は全くないです。SEOの知見がないライターさんが書いた記事は、編集部側で毎回調整する必要があり、なかなか大変だったりします。

11. HTMLへの理解とマークアップ

HTMLへの理解とマークアップ

こちらもSEOと関連がありますが、HTMLタグを使ってマークアップまでできるライターさんだと、超絶ありがたいですね。記事原稿の入稿にあたり、HTMLタグを使わないメディアさんも結構あるようですが、1つ1つタグ付けしているメディアの場合、そこまでしてくれるとかなりありがたいのではないかと思います。

大抵は見出しや写真、文字の装飾、表やリストなど、部分的に簡単にマークアップするくらいで十分だったりするので、そこまで専門的な知識は基本的に不要ではあります。

12. 拡散力(SNSでのフォロワー数など)

記事を書いてもらったライターさんには、ぜひSNSで記事をシェアして欲しいところ。本人がシェアした方がメディアの公式アカウントから発信するより反応が良かったり、周辺へリーチできることも多々あります。

その際にツイッターなどのSNSでフォロワー数が多い拡散力のあるライターさんだと、仕事を獲得する際にかなりプラスに働くかなと思います。

13. 様々な記事タイプへの対応力

SEOやアフィリエイト向けの記事、エッセイ、体験談、インタビュー記事、イベントレポート、バズ狙いの記事など、多様な記事タイプに対応したライティングができればプロですね。

またWeb記事だけでなく、新聞や雑誌、広告のライティングまでできると神の領域です。通常であればそこまでできる必要は全くないですが、少なくともインタビューや取材などがしっかりできると、ライターとして活躍の幅を広げられるのではないかなと思いますね。

スキルではないけどあると良い要素

最後に、スキルというわけではないけど、メディアの編集部が仕事を依頼する際にライターが持っているとありがたい要素をさくっと紹介します。

過去のポートフォリオ

仕事を発注する際は、過去に執筆した記事などポートフォリオを必ず参考にします。正直ポートフォリオがないと、判断材料がなく依頼するにもできない感じですね。何もポートフォリオがないのに、記事を書きたい、記事を書ける、というのは全く信憑性を感じられないので……。

今ポートフォリオをもっていないい方は、まずクラウドワークスなど仕事マッチングサービスを使い、ライターとして活動してみると良いです。最初単価は安くてもいいので、ライティング案件をいくつかこなして実績・ポートフォリオをとにかくつくりましょう

会員登録も無料なので、どんなライティング案件があるのか覗いてみるとどんなスキルが求められ、どんな案件があるのかについても参考にもなります。在宅でも可能な案件が多いので、まずは空いた時間に取り組んでみましょう。

在宅ワークならクラウドワークス

まったく経験がない初心者の方は、自分でブログを立ち上げて記事をいくつか書いてみてはいかがでしょうか?個人ブログでもしっかりテーマに沿ったライティングができていれば、十分ポートフォリオとして参考になります(ただの日記みたいなブログは厳しいですが)。

成長意欲やコミット力はあるか?

ライター初心者の方の場合、月に何本記事を書く工数を割けるか、スキルを上げる意思があるのかなど、コミットメント力やモチベーションが高いと、採用される上でややプラスに働くかなと思います。

ライターとして活動する初期の場合、スキルや実績がないことがほとんどだと思いますので、このあたりでまずはきっかけやチャンスを掴めると良いですね。やや根性論ですが、そうした心意気があるライターさんは個人的に好きですし、しっかりフィードバックして応援したくなります。

顔出しOKか?

これはかなりメディアや記事によるので超参考程度ですが、記事中やプロフィールで顔出しがOKであるとベターな場合もあります。取材記事や体験談記事などで、顔出しNGよりは掲載できた方が内容的に良いこともあったりするので。

ライター初心者なら、スキルを組み合わせて独自性を築こう!

ここまでライターとして活動するのに必要なスキルを、独断と偏見を踏まえて13個紹介してきました。正直全ての要素を兼ね備えているライターさんはほとんどいないです。

ですので、ビジネス基礎力とライティング力、SEOへの知見、自身の専門知識など、いくつかのスキルを組み合わせるだけで、頭一つ飛び抜けた重宝されるライターになれる可能性はあるかなと思います。

どんなスキルを持ったライターが求められているのかって、なかなかライターさん自身では把握するのは難しかったりしますよね。そもそもライティングってなかなか学ぶ機会も少ないですし。

個人的にはもっと良いライターさんが増えて、もっと面白いコンテンツがネット上に増えればなと思っているので、これからライターになる方、初心者の方はぜひ頑張ってみてくださいね!僕も日々スキルを磨いていくので、一緒に頑張っていきましょう!

ライターとしての実績づくり、経験を積むのに活用できます ↓↓
資格不要で稼ぐなら「クラウドワークス」

記事の書き方は以下記事も参考に↓↓

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SEOで上位表示を狙える!記事構成(プロット)を作成する5つのポイント

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Aboutこの記事を書いた人

「Tekito+Style.me」の中の人。都内で働くWebディレクター/マーケター。早稲田大学卒。時々旅人な27歳です。主にサービスの企画・ディレクション、グロースハック、SEO対策、UX設計などしてます。開発やデザインも細々と挑戦してます… 学生時代は世界一周してました(過去約40ヶ国訪問)。お気に入りの国はベトナム、モロッコ、台湾など。南国のビーチでまったり余生を過ごしたい派。好物はビールと生ハム、あとカニカマ。