ここ最近、個人・法人問わずコワーキングスペースやシェアオフィスで働くことも一般的になってきましたよね。
僕も仕事終わりや土日などの空いた時間、海外で作業する時は、これまでカフェで行うことが多かったのですが、最近は色々なコワーキングを転々としていました。カフェだと電源なかったり混んでいて入れなかったり、長時間作業できなかったりするので、いい感じの場所を探すのはなかなか大変なんですよね。
そんな方におすすめなのが、「OFFICE PASS(オフィスパス)」というサービス。なんと全国200ヶ所以上のコワーキングスペース、シェアオフィスが月額14,980円で使い放題!
以前ネットで見かけたのをふと思い出して使ってみたのですが、なかなかお得なサービスでした。ということで今回は、「OFFICE PASS(オフィスパス)」の使い方や注意点、登録方法などをご紹介いたします。
フリーランスの方や個人で集中して作業できるスペースを探している方は、ぜひチェックしてみて下さいね。
※本記事の公開日:2019年1月
Contents
コワーキング使い放題!OFFICE PASS(オフィスパス)とは
Photo by:OFFICE PASS公式サイト
「OFFICE PASS」は正式には「OFFICE PASS Supported by OPT Incubate」という名称で、株式会社オプトインキュベートが日本経済新聞社と事業パートナー契約を締結し、2018年4月10日より運営されています。
都内を中心に、全国200ヶ所以上のコワーキングスペースやシェアオフィスの自由席が使い放題という夢のようなサービス。
僕はもともとコワーキングスペースの月契約をしようと思っていました。ですがそもそも同じ場所でずっと作業したくない(能率が落ちるし、気分転換したい!)ので、どうしようか迷っていた身としては「OFFICE PASS」はまさに欲しかったサービスでした。
また利用者特典として、福利厚生の「ベネフィット・ステーション」なるサービスも利用可能なようです。僕は一切使ってないので、これについては割愛します。
料金は?
価格は月額14,980円。都内のコワーキングスペースのフリー席(固定席ではなく)を月契約すると、大体15,000円〜20,000円くらいが相場なので、それとほぼ同じ金額で色々なコワーキングを使えてしまいます。1日利用のドロップインの相場は、大体2000〜3000円ほどなので、6〜8回利用すれば元は取れる感じです。
また入会金はかかりません。通常初月は入会金1万ほどかかるコワーキングスペースも多いので、そこを踏まえてもかなりお得ですね。
注意点としては、購入してから1ヶ月使えるのではなく、購入日からその月の月末まで使い放題という点。つまり月の途中15日などで購入した場合は、その月の月末まで、およそ15日間しか利用できないということ。ですのでもし購入する場合は、月の初めに購入した方がお得になりますね。
ちなみに法人プランもあるようです。
OFFICE PASS 法人プラン
どんなコワーキングスペースが使えるの?
Photo by:OFFICE PASS公式サイト
掲載されているコワーキングスペースやシェアオフィスは都内が中心です。渋谷ヒカリエにある人気のスペース「Creative Lounge MOV(モヴ)」や、六本木ヒルズ6階にある「PARK6 powered by bondolfi boncaffē」なども利用できますね。
北は北海道から、なんと南は沖縄のコワーキングまで色々と提携しているようなので、ぜひ検索してみてはいかがでしょう。色々なところに行ってみたいな〜!
Photo by:OFFICE PASS公式サイト
サイト上では、カテゴリを絞り込んでスペースを検索することもできます。
OFFICE PASS(オフィスパス)の購入方法と利用方法
OFFICE PASSの購入方法と、利用までの流れを説明します。
1. 日経アカウントの発行
Photo by:OFFICE PASS公式サイト
まずは日経ID会員にご登録し、アカウントを発行する必要があります。既に日経IDを持っている場合は、新たに発行しなくてもOKです。そのままログインしましょう。
2. サイトからチケットを購入する。
Photo by:OFFICE PASS公式サイト
IDを発行したら、そのままチケットを購入します。チケットの支払いはクレジットカードのみです。チケットの購入が完了したら、登録したメールアドレスに登録完了通知が届きます。
記載されているURLからOFFICE PASSサイトにログインし、QRコードを表示できればOKです。
3. 空席・営業時間の確認
コワーキングスペースやシェアオフィスを使う場合は、事前にサイト上から利用したいオフィスに空席があるかどうかを確認します。
注意点としては、OFFICE PASSのサイト上では空席があるように見えても、個々のコワーキングスペーズの公式サイトでは席がなかったり、休館していたり、祝日などで営業時間が短縮されているケースもあります。ですのでそもそもやっているかどうか、席はあるかなどは公式サイトで一度確認した方が無難です。
基本的に営業時間であれば、フリー席であれば空いていることが多いかなと思います。人気のあるコワーキングだと埋まっていることもあるので、そこは実際に行ってみないとなんとも言えないですが。
またシェアオフィスやコワーキングスペースによっては、事前に予約が必須な場合もあるので注意しましょう。
4. あとはQRコードを提示するだけ
空席や営業時間を確認したら、実際にシェアオフィスに足を運びましょう。QRコードを受付で提示すれば、それを受付の人が読み取ってくれます。あとは思い思いの時間を過ごして下さいね。
OFFICE PASS(オフィスパス)の注意点
最後にOFFICE PASSを利用するにあたり、注意点をいくつかご紹介いたします。
利用時間に制限があるケースも
コワーキングスペーズやシェアオフィスによっては、OFFICE PASSユーザーの1日あたりの利用時間や利用できる曜日(1日4時間までなど)を制限している場合もあります。詳細については個々のスペースに記載されている注意事項や利用できる時間を確認してみて下さい。
基本的にフリー席のみの利用
チケットでご利用できるのは、シェアオフィス・コワーキングスペースのフリー席のみです。固定席などは利用できません。またミーティングルームやコーヒーなどの飲食については、基本的に利用できます(場合によっては追加費用がかかる可能性も)。一応受付時に利用できるか確認してみるといいでしょう。
コピー機、ロッカーなどのオプション利用は、基本的に追加での費用がかかります。
毎月1日に自動課金される
先ほど説明しましたが改めて記載しておくと、OFFICE PASSは購入してから1ヶ月使えるのではなく、購入月の月末までの利用になります。月途中で購入する場合は注意して下さいね。
利用を停止したい場合は、毎月末日までに継続課金停止手続きを取る必要があります。手続きをしないと翌月も利用状態が継続し、毎月1日に自動課金されます。
また購入後の払い戻しはできないので、そこも注意して下さいね。停止手続きが完了した場合、次の月分から課金されなくなります。解約後も解約した月の月末まではそのまま利用自体は可能です。
OFFICE PASSで色々なコワーキングスペースに行ってみよう!
OFFICE PASSについて紹介してきましたが、いかがでしたか?月定額で国内のコワーキング・シェアオフィスを巡ることができるので、これを機に色々な場所で作業してみてはいかがでしょうか?
僕も今後開拓していきますー!沖縄のコワーキング行ってみたい!
OFFICE PASSで使える都内のおすすめコワーキングスペースはこちらも参考に ↓
ちなみに話は変わりますが、これまでバンコクやベトナムのコワーキングスペースも色々見てきました。1日500円、月4000円と格安で利用できたりするので、ぜひ出張とかでよく海外に行く方は行ってみてほしいです。思いの外快適ですよ。
国内だけでなく、海外のコワーキングも含めて定額で利用できるサービスとか今後出てきて欲しい!
参考までにホーチミンのコワーキングでおすすめなところ↓↓
多拠点生活やワーケーションについては下記記事も要チェック ↓↓