最近アドレスホッパーや多拠点生活向けのサービスが色々とリリースされているので、気になっている方も多いはず。
少し前まで二拠点生活やデュアルライフなどのキーワードが流行っていましたが、今ではそういう暮らし方も割と普通になってきました。
そしてWith・Afterコロナ下で在宅ワークが広まり、その状況は加速しつつあります。
ということで本記事では、アドレスホッパー・多拠点生活をしてみたい方に向けて、便利でおすすめなサービスを7つまとめてみました!
僕自身は現在IT系の企業で働いているのですが、リモートワーク制度があるので国内・海外各地で作業することも多く、現在はリモートワークがデフォルトな感じです。
東京が仕事の拠点ではありますが、基本的にはどこにいても仕事ができる環境です。そういう方も最近多いはずです。
自分にあったサービスを活用して、理想のライフスタイルを実現する参考にしてみてくださいね。
- 1. OYO LIFE
- 2. Hafh
- 3. LivingAnywhere Commons
- 4. ADDress
- 5. Hostel Life
- 6. goodroom ホテルステイ
- 7. OFFICE PASS
アドレスホッパー・多拠点生活でおすすめなサービス
早速ですが、1つ1つサービスを確認していきましょう!
1. OYO LIFE
Photo by:OYO LIFE 公式サイト
OYO LIFEは、好きな時に、好きな期間、好きな物件に滞在できるサービス。
世界第2位のホテルチェーンOYOが提供しています。OYOはIT・AIを得意とする、急成長中のインドのIT不動産企業です。テレビでも一時期話題になりましたよね。
引っ越しするとなると、契約が面倒だったり、やたら費用がかかったり、家具も用意したり処分したりする必要があります。
OYOではそうした引っ越しのハードルをすべて解消できます!
- 初期費用0円!敷金・礼金、仲介手数料が無料
- 電気・ガスなどの手続き不要
- 家具家電、WiFi完備
- 無駄な手続きなし!スマホで簡単契約!
- 空き次第で最短即日入居可能!
- しかも家賃が相場と比較しても安いことが多い!!
※2020年8月現在
こんな感じで、メリットがめちゃくちゃあります。かかるのは家賃と共益費(水道光熱費・WIFI)、退去時の清掃費のみ。
家賃も安くてお得なことが多いです!
こんな感じで、ホテルを予約するような感じで賃貸を予約することができます。1週間いることもできますし、空室があれば数ヶ月滞在することも可能。オンラインで物件検索から、契約、入居までワンストップでできるのが便利過ぎる!
煩雑だった引っ越しをシンプルにしつつ、「旅するように暮らす」を実現できる素敵なサービスですね。
アドレスホッパーの方はもちろん、ノマドワーカーやフリーランス、一時的なリモートワークの拠点としても使えますよ!
2. Hafh
Photo by:Hafh 公式サイト
Hafhは世界中の拠点に定額で住み放題なサービス。まさにアドレスホッパー向け!といった感じですね。
世界に約200の拠点があり、全施設wi-fi完備。旅をしながらリモートワークしたい人にもおすすめできます。
基本的にはドミトリー形式の滞在場所が多いのですが、場所によっては個室もあったりします。
またサービスを使うと「HafHコイン」という独自のポイントが貯まり、コインを利用すると部屋を個室にしたりちょっと豪華な部屋にアップグレードすることも可能です。
Hafhの良いところは、利用シーンや頻度に合わせて料金プランを好きに選べること。参考までに下記のようなプランがあります。
- おためしHafh:月2日滞在 / 3,000円
- ちょっとHafh:月5日滞在 / 16,000円
- ときどきHafh:月10日滞在 / 32,000円
- いつもHafh(風):1ヶ月滞在 / 82,000円
- いつもHafh(土):1ヶ月滞在(1拠点固定ベッド+10日間多拠点) / 82,000円
- はたらくHafH:1ヶ月直営のコワーキングが使い放題 / 12,000円
※2020年6月現在
月数日程度で良い人、月で固定の拠点がほしい人、コワーキング利用だけでも良い人など、ニーズに合わせて好きなプランを使ってみましょう。ちなみに今月は一時休止したいという場合は、「おやすみHafH」というプランもあります。
個人的には多少高くても良いので、個室も泊まり放題なプランが欲しいですね。今後に期待!
一応個室も泊まれる拠点一覧はあります。
個室が利用可能な施設
3. LivingAnywhere Commons
Photo by:LivingAnywhere Commons公式サイト
LivingAnywhere Commonsは、LivingAnywhere(好きな場所で好きなことをしながら暮らす生き方)を実践することを目的としたコミュニティサービス。株式会社LIFULLが運営しています。個人的に最近注目しているサービス。
会員となることで、日本各地にある拠点を自由に利用することができます。各拠点は長期滞在できるレジデンススペースに、Wi-Fi・電源完備のコワーキングスペースが併設されている複合施設。
そしてなんと、月25,000円で好きな拠点に泊まり放題!(初期費用は20,000円別途必要)
部屋はドミトリーがメインのようですが、個室がある拠点もあります。現状だと、下記の5拠点がある感じですね。
- 福島県 会津磐梯町
- 静岡県 伊豆下田
- 岩手県 遠野
- 徳島県 美馬
- 福岡県 田川
※2020年6月現在
拠点は今後増えていくようで、2023年までに100拠点への拡大を目指しているようです。
また各拠点の地域コミュニテイやプロジェクト、イベントなどにも関われるので、そういう面でもかなり面白いサービスになっていきそう。今後の展開が楽しみです。
少し割高ですが、1day6,000円、1week35,000円のビジタープランもあるので、まずはお気軽に試してみてはいかがでしょうか。
4. ADDress
Photo by:ADDress 公式サイト
ADDressは日本各地で運営している家に、定額で住むことができるサービス。
ある程度まとまった時間で定住をしつつ、多拠点で活動したい方におすすめです。
月額4万円~で、敷金・礼金無し、水道光熱費込みで家具付き。アドレスホッパー向けのシェアハウスのようなイメージですかね。拠点によっては個室もあります。
現在の拠点数は全国で50以上。
また結構面白いのは、まだ実証実験段階ですがANAと提携して航空券定額制サービスも展開しようとしているところ。
ADDress会員になると、+月3万円〜で指定の国内線を月4便まで利用できます(※期間限定の実施)。
参考:ANA国内線航空券 定額4便プランのご案内
地域に腰を据えつつ多拠点生活を楽しみたい人は、ぜひチェックしておきましょう!
5. Hostel Life
Photo by:Hostel Life 公式サイト
Hostel Lifeは、月1.5万円〜で日本全国にある提携ホステルに泊まり放題になるサービス。登録すると「ホステルパス」というメンバーカードを持つことができます。
利用できる拠点は、北は北海道から南は鹿児島まで19拠点ほど。
プランは主に下記の3つがあり、プランや利用できる曜日によって値段がそれぞれ異なります。
- 多拠点パス:一度に予約できる回数が2泊までのプラン
- ホステル暮らしパス:予約できる回数に制限なしのプラン
- 多拠点シェアハウス:提携シェアハウスに住む+ホステル泊まり放題なプラン
※2020年6月現在
数日のスポットで使うなら多拠点パス、ある程度長期や自由に滞在したいならホステル暮らしパスの全曜日利用プラン(7.5万/月)が良い感じですね。
ホテルではできない、ゲスト同士の交流ができるのはホステルやゲストハウスの醍醐味ですよ。
6. goodroom ホテルステイ
Photo by:goodroom 公式サイト
goodroom ホテルステイは、提携ホテルに泊まり放題となる夢のようなサービス。デザイナーズ物件など、オシャレな賃貸住宅を扱っている不動産サイトgoodroomが提供しています。
マンスリー物件のように1ヶ月から契約ができ、1ヶ目以降は2週間単位でホテルを移動することが可能です。
いくつか料金プランがあって、そのプランに含まれているホテルに滞在することが可能です。
- プランA: 〜7.8万円
- プランB: 9.8万円
- プランC: 11.8万円
- プランD: 13.8万円
- プランE: 15.8万円
- プランF: 17.8万円〜
※2020年8月現在
また現在は東京がメインエリアとなっていますが、それ以外にも北海道、神奈川、大阪、京都、福岡などにも提携ホテルがあります。今後拡大していくようですよ。
注意点としては、ホテルなのでキッチンがなかったりすること。ホテルによっては共有スペースにキッチンがありますが、基本的には外食メインで過ごすことになります。
7. OFFICE PASS
Photo by:OFFICE PASS 公式サイト
OFFICE PASSは、定額で全国200箇所以上のコワーキングスペース・シェアオフィスの自由席が使い放題になるサービス。株式会社オプトインキュベートが、日本経済新聞社と事業締結し運営されています。
住む場所はいらないけど、作業や仕事の拠点を複数持ちたい!という方にはおすすめです!
価格は月額14,980円。
都内のコワーキングスペースのフリー席(固定席ではなく)を月契約すると、大体15,000円〜20,000円くらいが相場なので、それとほぼ同じ金額で色々なコワーキングを使えてしまいます。
僕はもともと、固定のコワーキングスペースを月契約しようと思っていました。
ですがそもそも同じ場所でずっと作業したくない(能率が落ちるし、気分転換したい!)ので、どうしようか迷っていた身としては「OFFICE PASS」はまさに欲しかったサービスでした。
OFFICE PASSの詳細はこちらの記事でまとめています。
補足:最近気になった多拠点生活に関連するプロジェクト
多拠点生活に関連して、面白そうなプロジェクトも合わせて紹介します。気になったものは随時更新していきます!
まちをシェアする「シェア街」
Photo by:シェア街 公式サイト
シェア街は、特定エリア「シェア街」にあるシェアハウスに住む「住民」と、様々なかたちで関わっている「関係住民」の集まる「まち」を提供するコミュニテイ。
東京の下町エリア、浅草橋、両国、御徒町、日本橋にある拠点となるシェアオフィスに住むと、コミュニテイ内のコワーキングスペースやラウンジが使えます。
またシェア街で特定の仕事をすると、シェア街で利用できる「まち通貨」をもらうことができ、シェア街での買い物や家賃などに利用することができます。またオンライン上からも住民として関わることができます。
面白そうな取り組みなので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】多拠点生活を楽しむなら、自分にあったサービスを活用しよう!
ここまでアドレスホッパー・多拠点生活で便利なサービスをまとめて紹介してきました。
素敵なサービスがどんどん増えてきていて、ほんとうに面白くて良い時代に仕事できてるな〜と思います!
現状だと個室利用に制限のあるケースが多いのですが、各サービスの今後の展開に期待です。
現実的には荷物もあったり、時々出社しないといけないという方も多いと思うので、少しコストはかかりますがベースとなる家は確保しつつ、今回紹介したようなサービスを併用するとよいです。
在宅ワークが増えてそろそろ飽きてきたな……という方や、新しいライフスタイルを実践してみたい方は、コロナが収まってきたタイミングでぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
- 1. OYO LIFE
- 2. Hafh
- 3. LivingAnywhere Commons
- 4. ADDress
- 5. Hostel Life
- 6. goodroom ホテルステイ
- 7. OFFICE PASS
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